群馬県南牧村にある小沢岳(1089M)へ行く。
小沢岳は西上州のマッターホルンと呼ばれている。遠方から見ると形状が槍の穂先のようにみえるからだそうである。実際は、名前程厳しい山ではなく、初心者でも家族連れでも登れる山である。
天気が芳しくなく、今日にしようか明日にしようか迷ったが、行くことになった。
国道254号線から県道45号線に入り、県道172号線を七久保方面へ進む。舗装道路が終わったあたりで駐車場所を探すが、適当な場所がない。未舗装の林道を進む。ひどい悪路である。数メートル進んだところに駐車可能な場所があったのでそこへ停める。
ガイドブックにはその先椚峠に駐車3台の表記があったが、とても乗用車が乗り入れられる道ではないので、そこから歩くことにした。
川沿いの作業道を30分ほど歩く。生憎今にも雨が落ちてきそうでテンションが下がる。今回はてくてく山遊会6人のメンバーなので、冗談を言い合いながら、気分を盛り上げつつ歩く。椚峠まで来て、そこから登山道に入る。頂上まで50分の標識がある。
天気が良ければ、眺望は良いであろうが、目の前は真っ白。
露に濡れながら杉林へ、そこを登りきると頂上であった。
危険個所もなく、あっという間に頂上へ着く。周囲が全く見えない、挙句雨が落ちてきた。長居が出来ず早々に下山。
全員日頃の行いがあまりよくないので、その日の天気に嫌われた山行であった。
ガイドブックを開くと、小沢岳は予想以上の眺望で、天気の良い日を選んで登ってくださいと書いてあった。
翌日は真っ青な空の秋晴れであった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する