なぜ日向山へ行こうと思ったか。
今回は奥さんが一緒に行こうということになり、何処へ行ったらよいか思案した。
普段山歩きをしていない者にとっては、時間がかかる山は大変である。簡単に登れて、家からさほど遠くなく、景観もそこそこ楽しめる、そんな山は何処だろう。
我が家は長野県の東部に位置している。浅間山系は何時でも行けるところなので、それ以外となるとなかなか難しい。
ハイキング気分で登れるとなると、ゴンドラを利用した山になる。リフトは怖がって無理となると、はて?と考える。
今まで霧ヶ峰、美ヶ原、志賀の横手山、飯盛山、入笠山、大峰山辺りは行っている。県を跨げば色々良い山があるだろうが、日帰りでと言うことになるとなかなか思い浮かばない。
ふと、先日帰省した娘が、サントリーの南アルプス白州工場を見学してきたという話を思い出した。その話を聞いて、日向山を思い出した。
確かハイキングコースとなっていて、さほど時間もかからず、頂上の真っ白な景観に驚いた山だった。地図で調べると上りで1時間4,50分。これなら何とかなりそうである。甲斐駒ヶ岳そして八ヶ岳連峰の景観と真っ白な花崗岩の頂を、自分も見たい、そして見せたいと思い、行くことにした。
矢立岩登山口から8番までは緩やかな上りである。そこからは平坦になり、若干上りがある程度であったが、日頃山登りをしていない妻には8番までの上りが相当こたえたようであった。標準の1,5倍ほど時間をかけて頂上へ着いた。
甲斐駒は雲の中であったが、白い大地と八ヶ岳連峰は素晴らしかった。が、妻はそれを楽しむ余裕はなかったようである。自分では手頃と思っても、山へ登っていない者にとっては苦痛なこともある。なかなか難しい。
それでも山へ行けば下界に居るときと違う気分に浸れることは間違いないので、懲りずに誘おうと思っている。
はてさて次回は何処へ行ったらよいだろうか?
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