見晴岳(東御市)へ行く。
標高こそ2095Mであるが、駐車場所である地蔵峠の標高が1730M。その上、リフトでスタート地点まで上がるので、行程差が少ない。手軽にスノーシューを楽しむには持ってこいの山である。
多くの人は地蔵峠から湯ノ丸山や烏帽子岳に向かうが、ことスノーシューを楽しむという点では、こっちの方が楽な気がする。池の平湿原や篭の登山へ行くのも良しである。
この日は10時過ぎに家を出たので、見晴岳のピストンにした。
第4ゲレンデリフトか第6ゲレンデリフトか迷ったが、4番のリフトで上がることにした。
リフトに乗ってから「失敗したかな」と思った。
リフトの下の下山道にトレースがない。という事は誰もここを下っていないという事である。既にリフトに乗ってしまったので、後の祭り。
トレースがなくてもリフトに沿って下ってくれば駐車場に着く、と観念した。
行きは車道を池の平湿原入り口まで歩く。1時間そこそこで東屋へ着く。一息いれて、見晴岳に向かう。
雪の坂を滑らないように登っていく。雲上の丘まで行くと、眼下に雪に覆われた池の平湿原が見える。そこからはほんのわずかな時間で見晴岳頂上である。見晴岳からは、東御市から佐久市の街並みが一望でき、天気が良ければ、八ヶ岳、北アルプス等、眺望が素晴らしい。
帰りは、池の平にある駐車場(冬季閉鎖)の下から樹林帯の中を地蔵峠を目指す。至る所に赤テープがあるので迷うことはない。
静寂の中をゆっくりと下る。時々雲間から陽が差すと、雪面が輝き、美しい。冬の凛とした景色が私は好きだ。
手軽に登れる見晴岳は、何度も来たくなる山である。
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