山をやっていると、『三角点』に尊敬の念を抱く。『山頂トウチャコ〜』と言って足で乗り上げて登頂を喜んでいる人を時々見るが、私はとてもそんな事は出来ない。
明治15年に国土地理院の前身陸地測量部が、日本で初めて三角計測をスタートさせたのが、この『鳶尾山』らしい。
まず、三角形底辺に当たる『相模野基線』と言う基準線を、現在の相模原市北里大学病院付近に基線北端点を決め、5200m南下した現在の座間市ひばりが丘付近に基線南端点を作った。
この相模野基線北端、南端には現在も一等三角点が存在する。これにより三角測量で鳶尾山山頂に明治15年、始めて一等三角点が出来た。
と言う説明書きが山頂にあった。
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