日本列島は、この冬一番の寒気にすっぽりと覆われていた。
雪がめったに降らない西上州の山々にも、
日本海側からの雪雲が流れ込み、うっすらと雪化粧をしていた。
私は、チェーンスパイクと12本爪アイゼン(翌日の黒斑山登山のために用意)を持ってきたが、
積雪は1〜2cm程度だったので、チェーンスパイクだけをザックに忍ばせ、
当初の予定通り、西上州のドロミテと呼ばれる立岩へ向け出発した。
雪の付いた登山道を登っていると、思ったより滑りやすいので、早々にチェーンスパイクを装着した。
チェーンスパイクを装着すると、爪が良くきいて快適に急斜面を登って行くことができた。
立岩の頂稜部に近づくと、チョットいやらしい鎖場が現れた。
引き返そうかと迷ったが、チェーンスパイクを付けているので、まずは前進することにする。
一歩一歩、確実に踏みしめるように進んでいくと、何とか無事に通過することができた。
難所を通過し、東立岩と西立岩の広い鞍部に到着してホッとする間もなく、
左足が締め付けられるような違和感を感じた。
そこを見てみると、チェーンスパイクの金属の連結部が破損しているではないか!
チェーンスパイクなしで、さっきの難所に戻る選択肢はなかった。
前進あるのみ。
ガイドブックを見てみると、この先も難所が多いらしく極度の緊張感が走った。
雄大な景色も楽しむ余裕もなく、とにかく緊張感を切らさず、足に力を入れて慎重に一歩一歩進む。
それでも、岩の急斜面はつるつる滑るので、鎖やロープ、立木を最大限利用して、慎重に下りていく。
約1時間、立岩核心部の難所と格闘。何とか無事通過。
ホッとすると同時に、どっと疲れが出た。
緊張感を切らしたら、早速ツルっと滑って転倒してしまった。
後日、登山用具店の店員に、チェーンスパイクが破損した場合の応急処置について教えてもらった。
一番良い方法は、テープをグルグル巻きにして、チェーンスパイクを固定することらしい。
冬の雪山では、長時間素手を出していることは避けたい。
なるべく、短時間で応急措置をするには、テープでグルグル巻きにすることが一番らしい。
また、結束バンドを忍ばせておくのも一つの手だ(renさんから教えていただきました)
また、インターネットで検索してみると、
爪の短いチェーンスパイクは、ちょっとの雪が付いた岩稜には、爪の長いアイゼンより最適であるという記述が複数見受けられるが、
件の店員さんによると、チェーンスパイクは、構成している金属がアイゼンと比べ細いので破損しやすく、岩稜歩きには向かないそうである。
面倒でも、雪の付いていない岩場が出てきたら、スパイクを脱いで、雪が出てきたら、スパイクを装着することの方が安全だそうである。
今回の失敗で、Mipapaが勉強したことは次の通り・・・
1 ビニールテープや結束バンド等を常に携行する。
2 予備のアイゼン等を忍ばせておく。
3 少しでも危険かなと感じたら、迷わず引き返す。
(その時の山行記録)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1713985.html
こんばんわんこ。(*^ー^)ノ♪
私もMipapaさんのレコ&日記を拝見して自分自身を振り返りました。
1 ビニールテープ等を常に携行する。
んだけど、どこに入れたか忘れてしまい結局探せず。( ̄∇ ̄*)ゞ
んで、家に帰ってから見つかる。(´д`|||)
そこから勉強したことは、どこに入れたかメモしておく。(*´∀`)
デも、そのメモが見つからない
( ̄□ ̄;)!!
2 予備のアイゼン等を忍び込ませておく。
そもそもアイゼンを持っていないからなぁ!( ̄∇ ̄*)ゞ雪山行かないし!
雪が降ったら高尾山で遊ばせて頂く程度だから、まっ、いいか(*´∀`)
いやいや、そう言う問題じゃない?
3 少しでも危険かなと感じたら、迷わず引き返す。
あっ、これは猛反省 (。>д<)
せっかく来たんだからもうちょっとだけ行っとく?( ̄∇ ̄*)ゞ
ダメ、ダメ!(*`Д´)ノ!!!
これからは、少しでも危険かなぁと感じたら、初めから棄権する( ̄∇ ̄*)ゞ
今回のMipapaさんの日記で私が勉強したことは次の通り・・・
石橋を、叩き壊して、渡らない
なんちて!(///∇///)
yの付くnさん ワンバンにゃー
>どこに入れたか忘れてしまい結局探せず。( ̄∇ ̄*)ゞ
んで、家に帰ってから見つかる。(´д`|||)
そこから勉強したことは、どこに入れたかメモしておく。(*´∀`)
デも、そのメモが見つからない
→ まったく自分も同じです。やーねー年をとるのは 。
>そもそもアイゼンを持っていないからなぁ!( ̄∇ ̄*)ゞ雪山行かないし!
雪が降ったら高尾山で遊ばせて頂く程度だから、まっ、いいか(*´∀`)
いやいや、そう言う問題じゃない?
→ チェーンアイゼンor軽アイゼンを持っていたらホント役立ちますよ。
高尾山くらいでも、あるのとないのではまったく違いますよ。
>これからは、少しでも危険かなぁと感じたら、初めから棄権する
→ これが一番正解!
>石橋を、叩き壊して、渡らない
→ 渡っている途中で、たたき壊して川に落ちちゃうのがMipapaです 。
Mipapaさん、こんばんわ。
大事無くて良かったです。
チェーンスパイクはあくまでもすべり止めですから、
こじる動きなんかには弱く岩稜帯には向きませんね。
ビニールテープもいいですがダクトテープとか、
針金なんかもこういう時はいいかも。
針金を縛って殺せるテクは必要ですが。
師匠 こんばんは
チェーンスパイクは、岩場のない低山で凍結した雪の上を歩く分には快適ですね。
やはり、ダクトテープが良いですか。
水にも強いし、強力だし・・・
ビニールテープより安心ですね。
針金ですか。
Mipapaは、S●なんかしたことないしな〜〜〜
う〜〜ん・・・。
Mipapa様、こんばんは!
緊張の山行、お疲れ様でした(>_<) 。チェーンスパイクは軽アイゼンよりも爪が足裏に分散される分、しまった雪面が歩きやすくてお気に入りです♪
確かに言われてみれは壊れる可能性が高めなのも納得。一応救急スタッフバッグにキネシオテープを一巻き忍ばせてあるので、足首が逝ったらグルグル巻き、チェーンが逝ったらそちらもグルグル巻にきしようと思います(^^;;; 結束バンドも入れておこうかな?
ちょうどこちらでもチェーンスパイクを持って山に行こうかと思っているとろで… 山行の参考にさせていただきます\(^_^)/
toshiさま こんばんは
私もチェーンスパイク派なのですが、これで2回目の破損です。
赤城山の時は、破損した金属の部分が、ズボンのすそに引っかかって思いっきり転んでしまいました。崖でなくて良かったです。
便利なんですが、いつ破損するか分からないので、3〜5年ほど使ったら、新しいのに取り換えるくらいでいた方が安全かもしれませんね。
今度は、全身チェーンアイゼン又は全身鎖で縛られたドMコスチューム登山はいかがでしょう 。
既に破損が二度も(゚o゚;! これはうちのチェーンもたまにはチェックして、緩んでいたらシメて置かないと(ケチなので💦(ノД`)
ところで鎖コースはあんまり慣れていないので、ロープ場コースでお願いします(_ _) しかしコス登山HG的なネタがくるとは思いっきり思ってませんでした(*゚▽゚);
ところで、記憶の彼方にあった、レイザーラモンHGを思い出しました。
「フォー」っとか言って、幼稚園児も真似をして、流行語大賞にもなりましたね。
あれから、もう10年以上も経ちますね。
ロープ場コースですか。ハイヒールと鞭と蝋燭付きならOKです 。
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