『山歩きの途中で夢想の世界に迷い込むことがある。何層にも降り積もった落ち葉が「過去」の積み重なりに見えて、しらずのうちに私的な追憶をたどっていたりする』
短い文章だが、単独行の味わいを的確に表現している名文だと思う。
静かでおだやかな冬の低山でのひとこま。
わたしもこのような体験を幾度となく味わっている。
自分の心と向き合う一場面。
夢想に耽り、追憶をたどることによって、
心穏やかになるときもあれば、
心乱れることもある。
でも、私の心の動きなんてちっぽけなこと。
山が優しく大きく包んでくれる。
単独行の山旅ならではの情緒的な味わい。
私の心のエネルギーを充満させる大切な時間だ。
(付記)
単独行の醍醐味〜空しさを味わう〜
https://www.yamareco.com/modules/diary/127062-detail-172835
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