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花は「コシノコバイモ」という花で、レコ友 myoukohiuti さんが花名を教えて下さいました。最初はアズマイチゲかトウゴクサバノオ辺りの花かと思っていたのですが、自分のバイブル(*)にもしっかり載っていました。
越の、つまり越後の小さな貝母(バイモ)という意味らしく、元来は中国渡来の園芸種とあります。落ち着いた色合いと暗紫色の班点が美しいですね。コバイモには他にも甲斐や美濃、土佐、阿波などの地名が付いた変種が各地にあるようです。
肝心の登山の方は途中敗退に終わったのですが、本当に久し振りに初顔の花に出会えて大きな収穫を得た気分です。
(*)山渓カラー名鑑 「日本の野草」1991.6第30刷 山と渓谷社発行
・・・私的には元来山花に魅了されて始めた「山歩き」。山歩き当初は入山の度に「初めて見る花」との遭遇が続き、感動のあまりその度に何冊もの花図鑑を買い揃えたものでした。ただし、この図鑑は10年程前喫茶店でいつも一人で花図鑑に没頭している私の姿を離れた席から眺めていた見ず知らずの80才前後の紳士からロハで頂戴した想い出の一冊です。私のバイブル的存在の図鑑。
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