言葉の定義

　国会の党首討論を聞いていたら、最大与党の党首(総裁)が「裏金ではない、記載漏れだっただけ。」(要旨)と否定。

　「◯◯漏れ」とは通常意図に反した作為(ミス)の場合に使う表現と思うが、この方は派閥上層部や同僚議員等の指示・アドバイスに倣った数十名規模にも上る不記載行為でも「不記載にする意図は無かった」と言わんばかり。

　資金の管理方法(机の引出し、個人口座等)や使途開示(不明・非公開)の状況から見ても、世見では通常これを「裏金」と呼ぶと思う。

　「意図は無い、裏金ではない」との強弁姿勢はむしろ政治不信を深め、当人の信頼性を落とすことにもならないのだろうか。

コメント

がんこ屋☺️

こんにちは。

「不記載」つまり事務手続き上の単純なミスであったなら、該当金額の国庫返納（？）や納税（？）で済むんでしょうね。
今回の選挙にあたって「非公認」とか「重複立候補を認めない」などの罰則を課しているので、言葉とは裏腹に「違法な裏金」と認めています。
なにがホントなのかよくわかりませんね。

肌感覚ですが、かつての民主党政権時代には各地で林道の崩壊が進んだように感じました。
山を楽しむためにも、政治に目をつむることはできませんね。

tonkara

がんこ屋☺?さん

コメ有り難うございます。

党首が「裏金」を否定しながら、末端の立候補議員(の一部)は平気で「裏金」と表現していますね。厳密には党内不一致なのですが、言葉の定義等は些細なことで、兎に角「当選」が最優先なのでしょう。