この山を詠んだ歌は一首しか見つけられなかった。
斜里岳の裾原ひろく廻りきて海ちかからむなびく草丘 柴田 稔
深田久弥もこの裾原大きな山が信仰の対象となり、昭和10年に山頂付近に社が設けられたと書いている。
ネットで見つけた俳句と短歌。
てのひらにのせて斜里岳空高し 柚洞康子
斜里岳の三重にま白き雲海を薄紅色に裕也kそめて (小形美智子)
斜里岳の山頂に辿りて仰ぎ見し満点の星今もわすれず (三木伸哉)
・・・・・・
2012年8月17日に雄阿寒岳から斜里へ。清里へ。
清岳荘に宿泊のつもりが、建物を見てがっかり。コンクリートの変な建物。 水も飲用のものはなく、トイレは小屋を使用とのこと。午後8時には玄関の鍵がかけられるという。
つまり駐車場で夜明かしもできず、街に戻り、道の駅で車中泊。温泉あり。パパスランドさっつるはレストランと温泉があり、満足。ただし営業は午後9時までかな。清里町のひとつ手前にある。清里町には生協のスーパーがあり便利。
斜里岳は面白い。旧道の沢の道を心配したが、子供も登る。
長靴で正解。 羽衣の滝や八重の滝とか見事。 面白い登山ができた。
京都から来たご夫婦と一緒に下った。時間がすこしかかったが、予定通り午後1時に下れてよかった。 期待以上に楽しめた。
NHKの日本百名山の中で斜里岳の滝の映像が美しくうつされていたが、水しぶきが光って、はねていたのは方丈の滝だったかな。
この日は晴れて運がよかった。
下二段にに行く前から渡渉を繰り返す。
下二段かあの滝は昭文社のガイドに載っていう。
水連の滝 羽衣の滝* 方丈の滝* 美晴の滝* 七重の滝* 霊華の滝 最後に竜神の滝が竜神池の下方にあるのかな。 私が確認できたのは*印の滝である。
滝の脇を登るのは思った以上に痛快だった。
山頂は風があって、私は社の前で休憩した。 帰路に竜神の池を往復した。
清里から斜里町を経てウトロへ。 羅臼登山口木下小屋へ行ったけれど、ネットが入らないので、ウトロの町に戻り、道の駅で。 車の充電器が利かなくなってトイレのコンセントでつないで作成。 これから自動車の充電器が作動しないと、レコがかけないかも。これは早とちりで、充電器のスイッチがオフだったのだ。(2012.8.18)
斜里岳はアイヌ語でオンネプリというそうだ。オンは大きいの意、ネプリは山の意。深田久弥はこの名前がいいと書いている。私も斜里町からルートのない山を斜里岳というのはよくない。オンネプリはいい。
清岳荘には落胆して宿泊せずによかった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する