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1997.9.7
前夜所沢を出て登山口の桜場の駐車場で仮眠。
6:00 桜坂
6:40-7:00 割引沢
8:00-8:10 ヌクビ沢出会い
9:15-9:25 行者の滝
11:25 コル
11:45-12:00 巻機山
12:30-12:40 牛ヶ岳
13:05 御機屋
13:20 避難小屋
15:30 桜坂
寝ていたら、車が1台やってきて、作業服を着た中年の男性が現れて、登山の支度を始めた。私も一人なので、同じタイミングで出発するようになった。
桜坂は檜穴ノ段の尾根コースと、この沢コースとが分かれるところだ。
しばらく行くと道が二手に分かれていて、右は水量が多いときに使う巻き道のようなので、直接割引き沢に出る道をとる。
最初に大きな滝が現れて、沢登りの感じがしないでもないが、巻き道がつけられているので安心だ。沢に入ると滑りやすいので、タオルを裂いて靴にくくりつけた。これで岩の上を歩くのに少し安心できる。作業服のおじさんも真似して、靴にタオルで滑り止めしてあるき始める。
この人、山屋のかっこしてないけれど、身が軽そうで、足も速そうだ。
行者の滝までは前後して歩いたが、そこから先の道になると、どんどん離されていき、ついに姿が見えなくなった。
滝のあるうちはまだ面白かったが、コルへの登りはピッチが上がらず、寝不足もあるのか、足が重い。途中道を見失ったりして、コルにはやっとこたどり着いたという印象。割引山が姿よく見えるのだが、登る意欲を失っていた。稜線に出ると滑らかな草つきの稜線で気持ちがいい。
先ほどの人は地元に人だろう。相当速い足取りで、私が巻機山の山頂から御機屋に着いたときに、牛ヶ岳を往復して、檜穴ノ段を下るとこで出会った。
もうこちらはのんびりと、かつぷらぷらしながら牛ヶ岳を往復する。
巻機山の山頂標識が立っているところよりも、少し高いとおもわれう場所にケルンが積んであった。
ヌクビ沢でくたばらなければ、もう少し稜線で楽しめただろうに、くだりを急ぐことにした。関越が渋滞するから早く戻りたかった。
避難小屋付近からヌクビ沢を覗き込むことが出来る。
本来なら、面白い山なのだろうが、1997年というのは、郡山に単身赴任していて、この年に平ヶ岳と会津駒ケ岳に登ったが、山への取り組みがいい加減になっていた時期だった。
なんとか百名山だけやりたいという気持ちが、山歩きを支えていた。妻も一緒に行くことがなくなって、一人で遊んでいるという思いがあって、腰が重かったのだ。
だから、写真も記録も適当で、今のように映像を作ることが楽しみではなく、ピークだけ踏んでおこうという程度であった。
もう一度このコースを歩いてみたいとおもう。
http://www.youtube.com/user/tabioyaji30#p/a/u/0/pbyk5vjA7Jc
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