日本百名山の短歌 45 白馬岳
原稿版 後日修正
中村憲古
山のうへに手にとるごとき星かげや北斗星かたむく白馬岳あたり
木下立安
みすずかる信濃の國の高山の天てる雲井近くしあるも
矢部道気
土用すぎて雪解初めし高山に萌ゆる草あり赤かりにけり
柳瀬留洽
夏山の雪解に向ひ架芽発つ羊歯のこぶしは今ほぐれ時
圀田 清
雪渓の伸せる背尾根は生もののうねりをもちて鱗さかだつ
圀田 清夕立のすぎにし山の星月夜塞をかぎりて峯近く見ゆ
丹澤豊子
新雪や深々とかづく白馬嶽ひかり放ちて塞にうねり入る
突風に舞ひあがる雪空に散り滑るスキーヤーの忽ち遠き
菊池知勇 朝日岳
いただきに近づくままに草ふかみ山嵐さむく流ゐにけり
ぬばたまの夜の山より生れいでて月はただ赤し葛の葉の上に
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