90 大台ヶ原
古き名の大平はこれ細谷の小さき木橋に記して残す 村松英一
望み久しき大台ケ原へ年たけていたはられつつのぼらむとする
植松壽樹
身にとほる寒さに耐へて山頂の小屋に一夜をあかさむとす 葉山 紫
風に折れし杉の木肌のいたましく陽に照りゐるをいくつ見てきし 同
葉山の歌は日本山岳短歌からで、大台ヶ原の山名がないが加えておく。
大台ヶ原も歌には歌われにくい山といるだろうが、もっと尋ねられていても良いと思うのだが少ない。
「ひとりぼっちの百名山」を書いた佐古は、雨飾山が100番だが、大台ケ原が1987年に99番目に登った山なのだ。
植松が山名を記して歌ってくれているが、歳いってからの歌であろう。
ヤマレコを見たら写真はたくさん投稿してあったが、説明を入れていない。もう一度書き直す。
感想に「山は登る山とめでる山とが在るように思える。この山は登るのではなく、山をめでるのだと思う。そういう山は日本いはたくさんある。山と自然をめでながら人生を楽しむか。」などと偉そうに書いてあった。お恥ずかしい!
(追記あり)
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