6月12日より、7月12日に帰国するまで山はお別れです。インドのラダックに行ってきます。
毎週登山の予定ですと、9,10日あたり出かけないといけないのですが、12日出発の準備のために、今週末はお休みです。
以前にも書いたと思いますが、インドに亡命してチベット人やもともとインドにいるチベット人の子供たちへの支援活動をしています。その活動は一人の女性の思いから、だんだん膨らんでいき、今年の秋にはNPO法人「ニントップ」が立ち上がります。ただいま申請手続き最中です。
ニントップ(Nyingtob)はチベット語で心の勇気を言います。
チベットについては2008年の北京オリンピックの時にチベット問題が取り上げられましたが、基本的な構造は変わっておおらず、共産党中国は少数民族の自由を認めていません。特にチベットは宗教を持っていますので、なおさらです。複雑な背景があるのですが、政治的になるといけないので、単純に貧困問題としてとらえています。
チベット本土で経済的に恵まれずに勉強のできない子供たちや、仏教の勉強をしたい僧侶や、ダライラマ法王を慕う人たちが国境を越えてきます。
私たちはインドに亡命してきて、本国に戻れない子供たちの自立支援活動を展開したいと考えています。
また保健衛生的な改善を図ることなども考えています。
今回はNPOの代表になる女性が、チベット人にボディケアマッサージをおしえて、チベット人自身が、子供たちや老人などに、医療補助のできるような環境を作りたいという目的で活動っします。
そのため、亡命政府のあるダラムサラに1週間、ここはデリーから北のヒマーチャルブランディーシュ州にある高度1700mの町です。
その後、さらにクルーという小さな町にある小さな学校や、パトリクールにある職業訓練学校を訪ねます。もう3年目になります。
そして、マナリーという避暑地になっている町から、ラダックに向かいます。
ラダックに入るには5300mの峠と4000mの山岳地帯を通らないといけません。
もともとはラダックという王国でしたが、インドに併合されたチベット人のエリアです。
中国本土のチベット文化があ文化大革命の名のもとに破壊されてしまったので、チベットよりもチベットらしい所になっています。今やラダックの中心地レーは世界の観光地になっています。
レーにはダラムサラに本拠地をおくTCV(チベット子供の村)の学校があります。今回はレーの児童保育園や老人ホームなどでマッサージのデモンストレーションをします。昨年教えた生徒が二人ラダックにいるので、その子らの技術指導もします。
そういうことで移動にも時間がかかりますので、あっという間にひと月はすぎるでしょう。3か月ぐらい滞在しないと、ほんとに役立つことができません。
それに言葉の壁があります。それでもインドのチベット人は英語を話すので、コミュニケーションは英語です。
身振り手振りのボディランゲージです。
そんなことをしにインドの山奥、ヒマラヤの西端のエリアに行きます。
レーは3500mほどの高度があります。毎日が日本のアルプスより高いところにいるようになります。
遊びに行くわけではありませんので、観光はチャンスがあればという程度です。5600mの高さで、車で抜ける峠では世界一の高さの峠がレーの北にあるので、できれば行ってみたいと思ってます。
ひと月日本を留守にしますので、お友達のレコにはコメできませんし、帰国してからも、コメできないでしょうから、長の無沙汰をお詫びしておきます。
6000m前後の山は緑もなく荒涼とした山々です。
日本の山はそういう意味で潤いがありますね。
インド滞在日記をヤマレコに送れるといいのですが、ネット事情がいいのかわるいのかは、いってみないとわかりません。
病気にかからないように注意したいと思います。
マッサージを子供らに教えて、お年寄りにしてあげました。
インドの北部、我々はここに写る雪山を越えていくのです。
TCVの子供たちの暮らしぶり。朝の光景です。
YouTube MrSharibhu に多くのチベタン関係の映像をUPしています。
hagureさん、インド滞在中は健康に留意願います。
お気をつけて行ってらっしゃい。
帰国後の現地レポートを楽しみに待ちます。
国内の山、hagureさんに代わって登っておきますので。
山登りではないですが、貴重な高所滞在の経験のレポートを楽しみにしております。
お気をつけて
いってらっしゃい 体に気を付けて 元気でおかえりを待ってます。
Noborundaさま。4週間+前後2週間で6週間分、どうぞお好きなところにお出かけください
う〜ん、くやしいな
でもね、わいわい歩くの楽しいですね・・
追いつかないけど・・
インドでレコのチェックしますよ〜だ
1955さま
実験的に5000mを越えるとどうなるかレポートしますね。
4000mの峠を3つぐらい越えて最後に5300mから一気に3500くらいまで下りますからね〜
どうなるでしょう
それも1日で越えてしまおうという計画なんですよ、山中一泊も不安なので、バスだと16時間、タクシーで12時間以上かな。
頭痛・めまい・吐き気などの症状がでるか、むむむむ・・
Yumeさま。ご心配いただきありがとうです。
帰国したらというか、上越国境の山域を今後テーマにしてみたいと思っていますので、留守の間、お調べいただいて、谷川岳の全ルートを登るなんて企て、どう
秋に谷川新道なんてのはどうですかね
インドから無事帰れたらの話ですけどね
行ってらっしゃいませ
お気をつけて!
今日は奥多摩の先、山梨県丹波村の丹波天平、サヲラ峠に行ってきました
天平(デンデイロと読みます)は山の上の非常に広々した所で、展望はありませんが気持ちが良かったです
hagureさんのような山登りはできませんが、自分の体力に合った山で今後も花の写真を撮りながらゆっくりと歩きたいと思っています
インドは何回も行っていらっしゃるので、言うまでもありませんが健康に気をつけて有意義な旅を!!!!
気をつけて行ってきてくださいね。
報告楽しみにしています。
インドは行ったことないので・・・
谷川テーマですか・・・
私はたいがいの道を歩いたと思うのですが、
まだ大物が残っていて・・
秋には平標〜谷川間を歩いてみたいな〜〜
と毎年思いながら、まだ実現していません。
谷川、なかなかに奥が深いです。
おはようございます
確か50%の人が4000mで高山病になる位だったと思います。
少なくとも日本で3500mに順応しておくと4000m程度は安心です。
ミウラドルフィンズで高所耐性などを調べられますよ。
http://www.snowdolphins.com/
医学的なアドバイスも受けられると思います。
貧困→勉強できない→さらに貧困というスパイラルはいけませんよね。頑張ってきてください
気をつけて行って来てください。
留守中は、其の辺、ぷらぷら歩いております。
divyasudさま
サオラ峠いっていません。今度行きたいですね。
こちらも、気持ちだけで、ほんとはもうのんびりした山に転向したいのですが・・・まだ旗を降ろせないんですね・・
もう少しやってみます。
インドから世界を見るとどうなるか・・・
日本は大きいけど小さい国ですね・・
国民はいいんだけど・・・
sakoさま
今年中にはNPOが設立されます。私も貧困にあえいで老後難民ですが・・・
まあ、もうちょっとがんばります。
1955さま。
ありがとう。まあ、なんとかなるでしょう。中国でも4000mの高さで一週間いましたからね。
一日だけくたばったです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する