改ためてヤマレコの利用を思いついたのは、この日記のコーナーだ。
日頃ブログやらフェースブックにもわがアカウントをもち、さらにYouTubeなどにも多くの映像を投稿をしているものの、ブログ(「雨のち晴れの記」)は、わりと政治向き、社会学的な事柄を書いており、山の記録はヤマレコに頼っているが、日頃のたわいなき事柄をかきしるすには、他のブログを使うのもはばかれて、なにかいいものはないかと思案していたところ、この日記に目が行って、これを活用するのも明暗だと思い立った。
この日記は山やその他の心の中の動くさまをそのままかき記すのもさしさわりないものと思える。
まもなく69歳になる。よくぞ生きていると思うのだが、昨日中学校の同級生6人と、年に何回の集いを開く。メンバーは決まっているが久しぶりのことであった。同級生だから年齢は同じようなものだが、うち4人が大病をしている。2人が胃がんで、一人は大腸がんで、一人は肺がんと脳梗塞のような病気で、あれあれという状況で、しかも3人ともこの一二年の間の出来事なのだ。
私はすでに5年を経過しているので、生存率をクリアーしている。
幸いに、他のメンバーより、一番活動的だろう。
我が妻も70歳を迎えた。妻曰く、「一回り若い申年でいるの」という。
ここで妻の自慢をするのもはばかれるけれど、十分に若くて健康的であるので、私はうれしいと心から思っている。
昨日の集まりで、同年の仕事仲間の人が、高血圧であったけれど、薬を飲まずに痛そうだが、この1月に、奥様から電話があって他界されたことを告げられたという。もういつお迎えが来てもおかしくない年齢であることは自覚しなければならないのだ。
みんなの顔を見渡して、このメンバーの共通点ってなんだろうと、いいあったのだが、考えてみると、中学生の印象からだれも変わっていないのだ。そしてそれぞれが個性的で、”勝手気ままに”に自分を失わずに生きているのではないかということになった。ひとりの女性は未婚のままだし、ひとりの女性はご主人が大病されて介護して、数年前に亡くなられたけれど、娘さんが7年前ぐらいから身動きのとれない難病になって介護されているけれど、いつも気丈だ。
それぞれ、人生の背後にはそれぞれの物語を持っている。それらからすれば、私の人生は十分に二重丸だと思いたい。
妻や娘たちも元気だし、思い思いに人生を歩んでいるし、相愛の人と出会っている。今年初めての孫が生まれる。それも大きなプレゼントだ。
私は、この3月の末から毎週山登りに出かけるようになった。それなりの不安はあるけれど、しっかりと歩いて登れることに大きな喜びを感じている。
たしかに仕事や経済的な面で、恵まれたかといえば、胸を張ってイエスとは言い切れない。自分の能力のいたらぬところと思っているけれど、これは自助努力を続けることで、幸運を願うしかないと思っている。
私も60を過ぎてから、仕事仲間、山仲間、ボランティア仲間、昔の友達と、人間関係は、豊かだと思う。私はこの6月で69歳になって母の生きた歳を超える。私の両親も、地域の人達と深く結ばれて、昭和の時代に見合う一生を終えた。
父が昭和天皇の後を追うように亡くなったのも、意味深いものを感じた。
土曜日に登った三ツ峠山は50年ぶりの登山になった。
振り返れば、50年の月日のいかに速く過ぎ去ったことか、「光陰矢の如し」と言われるとおり、振り向けば、その一瞬に50年という歳月がある。
でもあと10数年、自分らしくあるように、力まずに、そして大きな力が私を支えていてくれることを感じながら、また一日を迎えようと思う。
私の人生で、最高のプレゼントというのは、ここで公言するのもおこがましかも知れないけれど、我が妻との出会いだろう。
私の「大当たり」は妻との過ごした歳月だと思っている。よき理解者でもある。勝手気ままにしているようにできるのも妻のおかげでしょう。
そうですね、つれづれ思うことの本音はね、やはり連れ添った妻への感謝の思いなのかな。
天皇・皇后のお姿ではないけれど、やはり、それぞれの立場にあっても、人を一人愛し続けるには大きなエネルギーと情熱と思いやりが必要なんだと思う。
だからと言って、力むわけでもなく、自然のあるがままのように、在りたいと思いますね。
山で見る桜の美しさ、富士山の姿の孤高の美しさ、日本人として生まれてきてほんとによかったと、一人思うのです。
やっと、自分の国の美しさ、自分の国の人々の素晴らしさがわかってきたということでしょうか、この歳になって。
ちょっと気恥ずかしいかもしれませんね。
気の向くままに書いてしまいました。これからも日記を書き綴ります。
奥様をこよなく愛されて、人生に満足ですね、羨ましいです。
人それぞれにいろんな事を抱えて生きてますが死ぬまでは、かなわぬまでも心身ともに元気にいたいものですねー。(*^^)//。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆パチパチ
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