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一斉に咲いて散ってゆく姿が潔くもあり、人々の心を引きつける。
そして人間だけではなく、鳥さんたちも桜が大好きな種類がいるので、毎年せっせと追いかけております。。
そこで、2月の蕾の時期から4月の終盤まで桜にやってくる鳥さんたちを観察して、行動パターン別に分類してみました。(分類学上の分類ではありません)
タイプ1(写真1)
メジロです。
絶対数が多いため一番目にする機会が多く、何といっても桜との相性が良く画になります。
このタイプは花に直接頭を突っ込んで蜜を吸うので体に対して嘴が細長いのが特徴で花粉で顔が黄色くなります。
体は大きいがヒヨドリもこのタイプです。
撮影時は花に隠れたり、花の日影になったりする事が多いので難しいですが、うまくいけば桜の花の前ボケ、後ボケがでる事も。
タイプ2(写真2)
ニュウナイスズメです。
外見は普通のスズメに似ていますが、顔にホクロがなくオスは茶色が鮮やかです。
群れで行動しますが局所的にしかいないので見かけない年もあります。
このタイプは花を一輪まるごともぎ取って足で押さえてから蜜を吸います。
従って、桜の木の下に花が原形のまま落ちていたらこのタイプの仕業です。
人間からしたら害鳥と言われる事もありますが、花を咥えた姿が画になります。(今年は撮れませんでした)
他には緋寒桜系にくるヤマガラも同じ行動をとりますが、ソメイヨシノの頃にはその行動は見なくなるので、繁殖のためタンパク質の多い虫に移行しているのかもしれません。
タイプ3(写真3)
イカルです。
こちらは花よりも蕾を好んで食べます。
外見で分るように太くて短い嘴でバリボリ蕾を食べます。
花咲く頃には標高の高い所や北の方に移動しています。
雪が積もった時は蕾の欠片が落ちているのがはっきりと分るので姿は見えなくても近くにいることが分ります。
他にはウソなどもこのタイプです。
だいたい高い所におり、バックが空になる事が多いので露出をプラスめで調整して撮影することが多いです。
タイプ4(番外編)
花と被る事もあるが、どちらかというと花より桜の木につく虫を食べるタイプ。
コゲラ、エナガ、シジュウカラ、モズ、ホオジロあたりがこのタイプです。
もっとあると思いますが、花見の時に鳥さんを見かけたら暫く観察してみると、面白い行動を見せてくれるかもしれません。
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