日本を代表する会社旭化成が、関連会社のマンション事業の施工不良とデータ改ざん問題で揺らいでいる。先日は、これも日本を代表する東芝が粉飾決算で揺れた。以前にはオリンパスや大王製紙なども世間を騒がせている。世界的に見るとドイツのVWの排出ガス測定プログラム改ざん問題は衝撃的だった。プログラム改ざんと言えば、東京電力も取水量が許可水量より多く出ないように改ざんしていて問題になった。
内部通報制度も出来たはずなのに、それが機能していないような印象だ。自浄機能が働いていないのだろうか。ウィキペディアによると、ドイツ軍の兵士には、兵士組合が有って団結権が認められているそうだ。驚いたのは、上司の不当な命令に対して拒否権を行使できるということだ。敵対する国の人々を殺せば殺すほど、勲章が増えるという異次元の世界で、拒否権を行使出来て、そのことによる不当な扱いは禁止されているとのことだ。ほんとこれは驚きだった。他の国では反逆罪で処分されるのがオチだ。
ひるがえって、日本のことを考えてみると、大本が問題だ。なにしろ国の基本である憲法を、為政者の思惑で"変えて"しまうのだから。いままで自らが集団的自衛権は行使できない、と言っていたのに周辺環境が変ったから"行使できる"と。いわゆる解釈改憲と言うやつだ。国民の大多数が説明不足と言い、半数以上が反対と言っているのに"強行"採決である。世の成り立ちを無視して、「そこのけそこのけ、お殿様のお通りだ」の状態だ。一人くらい"拒否権"を発動する人がいそうなものだが、それも皆無だ。反逆罪で処刑されるとでも思っているんだろうか。いったいブレーキ役は何をしているんだろう。
国の大本がこんな状況だから、工期が間に合わなければ、間に合わせればいい。良いデータが取れなければ、取れるようにすればいい。出来なければ出来たようにすればいい、となっていってもおかしくはない。雨が多かったとかデータ取得の方法が変わったとか、何か自己満足的な理屈を付ければいいのですから。極論すれば、泥棒をしても、最低限の生命維持のためには許されると解釈できる、で通るような話だ。
いままでも安保法案関連で反対運動はあったが、いまは皆さん納得している。だから今回もそうなる、というけれど、旭化成の問題など、日本の大本の揺らぎが反映されているのではないか、と思うと心から望んでそうなるとは思われません。しかも、今度は地球の裏側まで出ていく話ですから。ルビコン川を渡っちゃうんです。次元が違います。
日本の大本に対する認識を正さなきゃ。
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