イイこと言うね〜某進次郎さんは。「見方を変えれば景色は変わる」なるほどね〜。だから高齢者と言う呼び方を変えるんだとか。それでバラ色の日本、バラ色の人生が手に入るのだ。イイ話じゃないですか。けど、なんか変だ。
私の住む新潟下越の山、粟ヶ岳は、別名“三頭山(みつむりやま)”と呼ばれている。旧下田村の方から見ると、頂上が三つあるからだ。つまり頭が三つだ。
確かに見える景色は変わるけど、粟ヶ岳そのものは何も変わっていない。三頭が一頭になったわけではない。粟ヶ岳はどこから見ても粟ヶ岳なのだ。見方を変えても呼び方を変えても、高齢者が若者になれるわけではない。某進次郎さんは、景色がなぜ変わるのか明確に説明しなければなりません。ただ単に、見える形が変わるだけなら、なぜ、わざわざ「景色はかわる」と言うのでしょうか。そんなの当たり前すぎて、ギャグにも何にもなりません。
納得いく説明ができなければ、な〜んだ、ただ、人目を引くだけだったのか。いきなり打ち上げ花火を上げて人の耳目を集めようとしただけか、と言われかねません。素人受けするような言葉を話術巧みに、と思われてもしかたないでしょう。
粟ヶ岳の主要な登山道は二本だが、実はその他にも登山道はあります。途中から主要な二本に収れんするが、地図に記載されていないものもあり、そういう道はなかなか厳しいものがある。登山道はアプローチが良くて、安全に登ることが出来る所へと集約されていくのが一般的である。一般道は良く整備され、危険個所には梯子やロープが下がり、初心者でも安心して頂上に立つことが出来るのです。見方を変えたって安全な登山道になんか変身できないんですから。上級者は、難路でも何路でも勝手に登れるので放って置いてもいいんです。
某進次郎さんと言うのは、将来の総理大臣と言われている進次郎氏ではなく、あくまでも某氏ですので勘違いなさらないように。念のため。
PS 解釈は自由です。
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