いつか来た道

１９人死亡２６人負傷という大事件が起きた。最初に見たニュースでは１５人刺殺だった。ナイフでどうやって１５人も刺し殺せるのだろうかと思った。ナイフを３本も持っていたという。これは間違いなく確信犯だ。

報道によれば「障害者などいなくなればいい」と語ったという。これは、ユダヤ人大虐殺に突き進んだヒットラー・ナチスの思想そのものだ。収容所での大虐殺はいきなり始まったわけではない。そこにたどり着くまでの道筋は有る。まず狙われたのは国内の障害者だ。役に立たない者は排除するとして、２０万人が殺されたという。それがユダヤ人大虐殺へと突き進んだ始まりだ。

最近、日本でもヘイトスピーチなどのいざこざが報道されるが、人が人をみくだし排除するようになるとろくなことが無い。ヒットラー・ナチスがその典型だ。日本もその道を進んでいるのだろうか。いつか来た道、それだけは御免蒙りたい。