花の命は短くて

朝目を覚ましたら、神さんの「夜中に雨降ったね」の声。寝ぼけ眼で外を見ると地面が濡れていた。昨日咲いたエンゼルトランペットはどうなっただろう。
早速、見に行ってみると萎れてしまっていた。この花はすぐに萎れてしまって、ほんと命の短い花だ。花が大きすぎるのでいったん萎れると回復不能となるのである。雨や風の影響が無くても直ぐに萎れてしまうのに、それが強ければてき面である。
五個も一緒に咲いた時計草も今日は跡形も無く消えた。すべての花の命が短いわけではないが、総じて花の命は短いものである。
ノーゼンカズラは、花が絶えて花は終わったと思っていたらまた咲き出した。花が散っても、落ちたところで干からびるまで輝き続けている。たくましい花だ。

写真左：一日でしおれたエンゼルトランペット
写真右：落ちても輝いているノーゼンカズラ