「出馬は20000%無い」の言葉で始まり、その強引な政治運営で、日本中にセンセーションを巻き起こした橋本大阪市長が政治の世界から去ることになった。
自ら政治生命をかけることを公言して選んだ住民投票だから、今度は翻すことは無いであろう。
飛ぶ鳥落とす勢いだった橋本氏も、最近は、民間校長活用などでの、上滑りが目立った。労働組合を訴えた基本的人権をめぐる裁判でも負け続けている。弁護士は、まず、基本的人権擁護を教育されると聞いたが、そういう問題を起こすこと自体が疑問だ。
大阪から日本を変える。日本の閉塞状況を地方から打破する。との目論見は僅かな差で受け入れなかった。僅かな差、ということは大阪市民は現状に満足しているわけではない。それは全国的な傾向である。今後、引き続き全国的な課題となろう。
ワンテンスで人々を掌握する術は、大したもんだった。日本中が沸き立った。地方が主役、は今にも実現できそうな勢いだった。しかし、花は散った。政治のニッチに咲いた徒花でもあった。
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