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2015年05月26日 23:22つれづれなるままに全体に公開

明日は新大関誕生日(朝の続き)

ウイークデーの観戦ツアーだから、今、流行りの"すう女"はゼロで年配の方が多いだろう、という予想通りだった。すう女は見た目一人かな。夫婦連れと思われる年配カップルがほとんどだ。7:25出発、24:00帰着の予定だから、家に帰りつくのは日替わりの長い一日の始まりである。

神さんと普段は、それほど話をするわけではないが、なんだかんだと話が途切れないのが不思議だ。関越自動車道沿線の山々は、かなり登っているので、あの時はこうだった、ああだったと、次から次へと話が出てくるのだ。車内で配布の弁当を食べて国技館へ。車内から見るスカイツリーがチャチな模型のように見えたのが驚きだった。弥彦山の標高634mと同じだが、弥彦山のほうが格段に堂々としている。

大江戸博物館は中二階になっていて、一階が駐車場だ。そこから添乗員の旗について行く。ザワザワと人が流れ、幟が林立する中を少し歩いて団体専用入口から国技館へ入る。流れるようなスムーズさだ。観戦場所は、東の升席A。結構前の方だった。1万人収容と言われる国技館は、やっぱり広い、と思ったのは最初だけで、慣れると特に大きいとは感じない。土俵上では、幕下の取り組みが始まっていて、郷土出身の稀帆ノ海が出てきたが黒星だった。あ〜あ、残念。

二時過ぎ、南門前で力士の入り待ち。大関以上は地下の駐車場に直行するが、関脇以下の力士を目当てに待ち受けるのだ。一回だけ外に出られるが、手続きを忘れないように、と添乗員から釘をさされるが自由に出入り出来た。嘉風、隠岐ノ海、豪風などが次々やってきたが、間断なくやってくるわけではなく、いつ来るのか分からない力士を待つのである。遠藤の写真はバッチリだった。待ち受けの人は行列をなしていて、和服を着た人から普段着の人まで様々だ。外国人が目に付く。力士だけでなく観客もグローバルだ。

待ち受けの人たちは、みなフレンドリーな雰囲気で、だれ彼となく話しかけてくる。外国人が話しかけてきて、英語で「遠藤は相撲が巧い」と言っているようだったので、適当に「Oh! Endo is technician」と言ったら喜んでいた。今も思い出し笑いしてしまうが、こんなのも国際親善の第一歩かも。おばちゃん達にも結構話しかけられた。見ず知らずの人だが、それなりにコミュニケーション出来るのが不思議である。

本番の相撲観戦は、歓声!喊声!喚声!感声!エール!ため息、どよめき、拍手、まあ、賑やかなこと賑やかなこと。酔いがまわって、よろよろする人、抱えられる人、明らかに接待で、一生懸命オンザロックをつくる人、手土産付きの升席のお客さん、人生の縮図を見るようでもあり、これが江戸時代から続く相撲の歴史なんだろうな、と思うところもある。飲み食い自由で、自席からならストロボ付きで撮影し放題。スポーツ、しかも格闘技でこのような例は世界中探しても皆無であろう。それだけ力士とファンとの距離が近いということでもある。

結びの一番は、横綱日馬富士と臥牙丸。横綱の圧勝かと思ったら、勢い余ったのか足が出て臥牙丸初の金星。座布団が乱れ飛んだ。これは滅多に見られないので、宝くじに当たったようなもので良い記念になった。欲を言えば、負けっぷりが良くなかった。もうちょっとはっきりした負けならば、座布団のとび具合も、もっと絵になったのに。横綱には失礼かもしれないが、本当にそう思ってしまった。

相撲がはねて、駐車場に向かって歩いていると、神さんが目ざとくオリンピックおじさんを見つける。「一緒に写真を」とお願いすると、「規定で撮れない」とのこと。山高帽に五輪のマークが入っているので、IOCの許可なく使うなということだろうか。あの五輪マーク入りの帽子を被るのにも許可がいるの?
IOCって個人が応援するための小道具まで著作権を主張しているのだろうか。(著作権の件は、私の勝手な推測です)

夏の暑い真っ盛りに行う五輪は、スーパーボールやサッカーリーグ戦などとダブらない時期を選んでいるため、8月になっていると聞いた。放送関係のスポンサーがつかないため、ということだ。商売にするわけでもない個人的な手作り物にまで著作権を主張してくるとなると、五輪は全く金儲けのためにやっている、ということにはならないのだろうか。マラソンなんか暑さ対策で、霧状にした水を散布してまで真夏にやらなければならないのだろうか。東京オリンピックは、気候の良い秋、晴れの特異日10月10日を選んだのは周知の事実だ。
法制上のことは分からないが、あまりにも杓子定規すぎはしませんか。そこまで言うなら、もう少し、選手の健康面や観客の楽しみ方にも配慮が必要なのではないでしょうか。金がかかりすぎるからと言って、開催地立候補を辞退する例も出てきている。マラソンの金メダル確実と言われた人が、身体への負担が大き過ぎると、それを忌避して5千m一本に絞って、金メダル獲得という例もある。こんなことをやっていたら五輪そのものの存在も危うくなってしまうのではないでしょうか。

新潟には、予定どおり24時ころ着いた。自宅へ着いたのは日が変わった1時近く。さっそく風呂に入って、軽くビールを飲みながら反省会ののち、2時ころ就寝。
さすがに疲れた。

また、行くかって。
もちろん、機会があれば。
というよりお財布との相談だけどね。
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