イエローカーペット

長いこと懸案事項となっていた佐渡島のカンゾウを見に行ってきた。私にとって、なぜ懸案事項になっていたのか、というと交通事情が悪いのだ。自車だとフェリーの運賃は高いし、高速船の運賃も馬鹿には出来ない。島に渡ってからの路線バスも不便だ。どうせ行くならテン泊で島一周などと話が大きくなって、結局、何も進まないというパターン、自ら懸案事項にしていたのである。

で、「とっておき日帰りツアー」なるものに参加した、というわけである。なんという安易な選択だ。私の目的は、大野亀のカンゾウだけだから、これが最善の選択だ、と煩悩を断ち切ったのだ。（少し盛ってます）
大野亀のカンゾウは、予想以上に見事だった。レッドカーペットならぬイエローカーペットだ。新聞で、"例年より早く今がさかり"を見てからの申し込みで、残が１というぎりぎりセーフ状態だったのも、いい思い出になった。

田んぼの中で３羽の朱鷺が餌をとり、飛び去る姿を見ることが出来たのは幸運だった。朱鷺は意外に大きかった。広げた羽の色が鮮やかだった。派手な色と言うのではなく、これが朱鷺色、日本の色だと思わせる色だった。

(写真5MB超えてしまうので、補正しています。天気が良かったのと黄色が強すぎるようです)