ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > fiftynineさんのHP > 日記
2024年02月25日 12:40未分類全体に公開

多摩百山達成

昨日の山行で多摩百山を達成した。昨年11月の時点で残り27山となっていて、冬場の近場の山行の目標にちょうどいいと思って、百山達成を目指すことにした。それまでに多摩川流域の主な分水界は大体歩いていたので、残っていた山の多くは支尾根上のピークであり、これまで意識して見たことのない山が多かった。一山ずつでは一日の山行としては短すぎるので(交通費払って行くからには、ガッツリ歩こうというケチな根性で)、二つ三つまとめてかつ長くなり過ぎないようにルートを考えるのは、それなりに面白かった。

歩いてみた結果として、個々の山としてはどうと言うこともないようなものも多かった。ただ、これまで漠然と眺めていた景色が、「あれは何山、何尾根」と言えるようになって親しみが増したのはちょっと嬉しい。百山達成といっても、実は山頂の近くを通っただけで山頂には立っていないのが7山あるが、今後機会があれば山頂に寄るようにしようと思うだけで、わざわざ行こうとは思わない。

来シーズンは奥多摩・多摩の百山(残り10山)や多摩100山(残り15山)を目標にしようかと思うが、どちらも稲村岩が入っている。稲村岩は令和元年の台風で登山道が崩壊し、再整備される可能性があるのかどうか分からない。100山を達成するために通行止めの登山道を通りますというのはバカっぽいから、99山でやめとくのかな。

登山というのは、身体、金銭、時間等々の痛みを伴うから、続けて行くには何らかのこだわりが必要で、山リスト的なものの達成を目標にするというのはその一つだろう。ただ、他人の作ったリストを有難がるのは情けない気がするし、その挙句「行ってみたら大した事なかった」などと言うのはバカっぽい。

それで、自前の山リストを作ろうと思う。都道府県境というような行政界にはあまり意義を感じない。多摩川の分水界は、青梅から高尾までは歩いたので一応終わり。多摩川流域の中の主な分水界ということでは、丹波川と小菅川の分水尾根(これといった名称がない)の中間が抜けている。一般登山道のない区間だが、これはいずれ歩かなければならない。

多摩川流域で地理院地図に名前が載っている山がちょうど百位ある。位というのは、なんとか岩とか牛王院平とか丹波天平とか、山名なのかどうか悩むものがあるし、府中市の浅間山や川崎市の枡形山のようにわざわざ行く気のしないのもあるからだが、そもそも百にこだわることもない。「地理院地図に名前が載っているから何だ?」という気もするが、そうなった経緯を調べてみるのも面白いかもしれない。山頂に立っていないのが二十位あって、最難関は一般登山道のない芦沢山や八丁山だろう。
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:33人

コメント

この日記はコメントを受け付けていません。