ここ数年CW-Xジェネレーターを使用している。
前十字靭帯断裂をする前に腸脛靭帯炎を発症したのが導入のきっかけだった。
それまではサポート機能の無いナイロンタイツ1980円也。
CW-Xを履くようになって暫くは確かな効果を感じていた記憶がある。
怪我後のリハビリでもは効果があったのではないかと思う。
しかし数ヶ月前、負荷の低い短時間の山行でCW-Xではなく只のタイツを使用した時に特別な差を感じなかった。
疲れにくいとか、脚運びが速くなる等の効果があったが、別にCW-Xを履いていなくてもいつも通りの歩き方が出来て、別段疲れや痛みも出なかった。
使用歴が長くなりサポート効果が薄れた?と思い、また新型のジェネレーター2.0は抗菌防臭機能も付加されていたりと魅力があったので買い替えに踏み切った。
で、新しいCW-Xを使用したのだが、旧タイプ使用時と変化が無いのだ。
??
CW-Xの効果ってプラシボ?
と疑い始めた。
しかし、それは間違いだった。
9日の黒戸尾根はCW-X着用
14日の早月尾根は未着用(通常タイツ)
結果は9日は13時間痛み出ず、14日は11時間経過後、両膝に若干の痛み。
これで判った。
初めてCW-Xを導入した当時の自分の脚力は7時間位でガタが出始める程度だったが、最近はリハビリ効果もあって11時間位までは問題なく歩ける脚力がついている。
CW-Xを履いているとガタが出るタイミングが遅れていくのだ。
だから最近の7時間程度の山行では効果を感じなくなっていたのだ。
つまりはCW-Xの恩恵を受け始める天井が高くなったということだ。
このタイツは脚の限界を高める効果があるもので、歩き始めからのパフォーマンス向上効果は薄いのだろう。
ギアの特性と自分の身体のコンディションを理解した上で効果を引き出す使用方法があると理解した。
どうりで、サポートタイツの効果があるなしと、人によって言うことが違う訳だ。
常に限界以下までの負荷しか掛けていない人は恩恵を受ける事が無いのだろう。
今後は7〜8時間程度の山行では使用する必要無く、ロングや泊り山行など負荷時間が長い山行では使用する事にしよう。
今回の急登連チャンで得た副次的知識だったが良い経験になった。
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