嘘も方便と言うが、私はあまり好まない。
仕事の人間関係で雑談中に話題が趣味、余暇の過ごし方になる時がある。
「休日の過ごされ方は?」と聞かれ、「登山です」と答えると厄介な事になる場合が多かった。
相手は話題のネタを探りながら会話を続けようとするので、次に出てくる質問が「富士山登られたことありますか?」が圧倒的に多い。
で、「イヤ、無いんですよ」と答えると相手の方向が二極化する。
軽いハイキング?と進むなら適当に話を合わせて終わりに出来るのだが、「日本アルプスとかは登るんですか?」と来たら面倒になる。
ランドレ:「登りますよ」
相手:「スゴイですねー。山小屋で泊まったりとか?」
ラ:「イヤ、小屋は混雑するのでテント泊ですね」
相手:「テント背負って行くんですか!スゴイデスネー」
凄かねーって。
相手:「冬も登られるんですか?雪に穴掘って寝るとかツベで見ましたよ」
いらんこと知識が豊富だったりすると尚厄介だ。
ラ:「冬は泊りは無いですね。日帰りばかりです。」
相手:「日帰りだと高い山とか行けませんよね。凄く時間掛かるってツベで(略」
ここで「そうですね、ムリですね」って言っときゃいいのにバカ正直に
ラ:「いや、スキー使うと速いですから」
相手:「エーッ!スキー担いで登るんですか?凄くないですか?」
スゴイですねーの大安売りだ、所さんもビックリだ。
ラ:「いや、担ぐんでなくてスキー板履いて登るんですよ」
相手:「…は?」
ラ:「シールで…」
相手:「…は?」
ラ:「毛が生えてて…」
相手:「…は?」
ハクショーン大魔王♪って続きそうだ。
このパターンで会話が泥沼化してオチが付かず、仕事の進捗に支障をきたした事がある。
これからは夏はハイキング、冬はスキーって言おうかとw
そうそう
答えるのが面倒になる
ちょっと知ってる奴だと
百名山制覇を目指しているんですかと聞いてくる
別に制覇を目指していないし、百名山が全ての山じゃないし
最近の返答は
近所の周りを散歩してます。(と言いながら電車で2,3Hの所だけどね
何で?
体力維持のため
効果あるんですか?
たぶん(それ以上は聞くなオーラ発動)
終了。
スキーで「登る」ってのがイカンのですわ。
その言葉が出た瞬間から異文化交流。
当たらずとも遠からずですし、地元にある「高尾山」的誰もが登る有名な山の話しで終わらせると、山がよく分からず、でも話し振った以上話しをしなきゃと思う相手にも慮れます
(と、思う。おそらく相手も早く話しを終わらせたがっている、とも思われます)
私はもうひとつの楽しみに釣りがあるので、そちらを引き合いに出した方が会話がスムーズかもしれませんね。
馬鹿正直も考え物ですわ。
バブル時代は面倒と言うか、登山に行って来たと話すと不愉快な思いをする事が多かったです。
私が休みの日に登山に行ったなどと言おうものなら
「山なんぞ登って何が楽しい?」
「あんな重そうな荷物を担いでヒーヒー言いながら登る奴の気が知れない」
「えっちらおっちら歩いて何が楽しいの?」
同僚からそのように言われるのが関の山でした。
上司は登山が好きでしたが、家族サービスに追われてなかなか山に行けず、私が登った山の話をすると
「あんな山はつまらない」
と妬み始める始末。
私もつくづくバカらしくなり、登山で顔を日焼けして会社に顔を出し
「どこの山に行ったの?」
と聞かれても
「日焼けサロンに行ったんです」
と、すっとぼけて答えるようになりました😆
バブル期は軽薄短小がヨシの時代でしたから、ストイックなんて物は愚の骨頂と見られてたんでしょうね。
私は「なんで山に登るのですか?」と聞かれた時に答えるのがメンドい相手の場合は「煙りとナンとかは高い所に登るって言うじゃない?」と返答してます。
冗談通じる相手だけですけどね。
追伸、「vt250z」さんですか…私のファーストバイクはスパーダでした。
回せば本領発揮の楽しい相棒でしたね。
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