キジ花問題の話題を見かけたので私の考えを投稿。
トイレの水洗化が進み、人の排泄物は下水処理施設に送られるケースが大半である。
下水処理施設では排泄物他の汚水をバクテリア処理し、処理済水と汚泥になる。
仕組みを細かく説明しないが、処理水は窒素化合物タップリだ。
窒素化合物とは簡単に言えば栄養分だ。
汚泥は汚泥処理施設で肥料に加工したりして土中に還元され、植物の育成に役立てられる。
しかし、処理水は河川を通じ海に流される。
我々が大地から頂いた栄養は部分的に大地に還元されること無く、海に流れて行く。
もちろん海水にも栄養は必要だ。
植物性プランクトンを育て、動物性プランクトンがそれを摂取し、それが魚へ人へと繋がる。
しかし、トイレが水洗でなかった頃は汲み取り式であり、排泄物の多くは大地へ還元され栄養のサイクルとなっていた。
現代では栄養のサイクルが海まで行ってからの還元となり、海水の富栄養化問題も起きている。
排泄物を適切に処理しない事は好ましくないと思う。
人の目につく範囲に残置する、紙を残す、自然分解しなさそうな状況にする(雪中など)、特定の場所に集中して排泄する、川に近い場所に排泄する。
しかし、許容される範囲の自然への排泄は人も生き物であるからして、推奨されはしないだろうが禁忌ではないと私は考えている。
ところで排泄物が土中に埋めればどのくらいの時間で分解されるか、ご存じだろうか。
土中環境(温度、バクテリアの量など)にもよるが、以外と短い時間だ。
でなければ山の中は野生動物の排泄物まみれになる。
午前中からキレイでない話題で恐縮だが、人も自然の一部、自然に過剰負荷掛けない程度であれば自然サイクルの仲間に入ってみれば良いのでは?との思いで日記を投稿した。
そうですね、分解に適した環境であれば遅くとも数日で分解されますね。
で、大事なのが分解に適した場所はどんな場所?ってところです。
実は簡単で、草木がしっかり生えている場所で、水の無いところ。
草木生えてるってことは栄養の循環が成されている証で、水の無いところってのは、生き物の水分摂取に悪影響与えない事ですね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する