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プロモンテはゴツいイメージがあって候補から外していたのだが、スペックを見ると意外と軽い。プロモンテの吊り下げ式テントは以前使ったことがあり、使いやすさは感動もの。ストイックにVB-10にしたいところだが、幅90cmでは冬装備がテント内に入りきらない可能性があり、VB-20を購入した。
[シート類]
幅120cmは十分に広い。しかし、幅120cmではピッタリあうグラウンドシートやテントマットが無い! 仕方なく100cm幅のタイベックシルバーでグラウンドシートを自作してみたら、ほどよい良い感じの大きさだった。テント内のマットはオールウェザーブランケット(AWB)をカットすると収納もコンパクトでGood。冬はAWBでは寒そうなので100x200cm/3mmのマットを使ってみたが、思ったより違和感がない。
[ガイラインとペグ]
ガイラインはプロモンテらしくヘロヘロ(笑)。購入直後に滑らかなヘリテイジ製に交換した。ちなみに、風がなければ使わないので使用頻度は低い。ペグは1gでも軽くするために、すべてマグネシウム製に切り替えた。これが実に高い(泣)。
[袋]
シングルウォールは組み立て/撤収が早いのが利点。でも急いで畳むと付属の袋に入らないので、袋をかなり大きめの物に交換し、グラウンドシートやテントマットも纏めて収納するようにした。袋が重いのでペグの軽量化は相殺されているような...
[換気]
それにしても換気は悪そうだ。テント内食事派の私としては換気が最重要。そこで、"おさかなスポンジ"の登場。スポンジの上下の切り込みを引っかけてテントをメッシュから浮かすことで換気用の隙間を作る。これで下側から空気が入って上から抜けるはず。雨も吹き込まない。夏は虫がテント生地とメッシュの間に入り込むが、やむを得ない。この点が2020年にVB-21として改良されたが、私にはおさかな君がいる。
[結露]
新素材をアピールしているが結露はする。こればかりは仕方ない。ダイソーのPVAシートを使ってとにかく拭きまくる。120cmの幅を活かしてシュラフが直接触れないようにできるだけでもマシか。
[課題1]
最大の課題はベンチレータが潰れること。都合のいいプラスチックの棒を探しているが、なかなか適当なのがない。現在の候補はタイラップ。ちょうどいい長さのものがなく加工方法を検討中。
<追記>円周の半分だけしかカバーしないが、タイラップ25cmの両端を丸めてベンチレータに差し込むことで潰れないようにした。そのまま畳んでも特に問題ないし、実用的には十分。
[課題2]
テントマットにしているAWBはしっかりしているが、重いのが欠点。そこで、夏はペラペラのエマージェンシーシート(50g)を使えないかを検討中。さらに、冬用として100円ショップの銀マットを検討中。これは幅90cmしかないが重さは70g程度と圧倒的な軽さ。なんとかテントセット全体で1.5kgを切りたい。
<追記>100均シートは破れやすい。結局、SOLエマージェンシーブランケット(70g)に切り替えた。クッション性はないが、サイズも大きくテントの保護には効果がありそう。テント内ではサーマレスト Zライト(切断済)の上に座るのでさほど問題はない。
<追記>シュラフカバー代わりにSOL エスケープライトヴィヴィを使い、寝るまで追加のシートとして敷いている。サーマレストやザックのでこぼこが緩和される。熱に弱いので注意が必要。
[写真引用:HCS]