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主な活動は、避難小屋清掃や登山道のゴミ拾い、マナー普及啓発、高山植物等の自然解説、情報収集活動などです。
新参者のackyも、30数名のベテランの方々に交じって、研修に参加してきました。
初めに、岩手大学名誉教授の青井俊樹先生の講演として、「クマと共存する ー事故を防ぎ仲良くするためにもまず相手を知ろう!ー」。
聞き取った要点は、次の通り。
・ツキノワグマの生息域は拡大しており(環境省、日本クマネットワーク調べ)、特に青森県の森林地帯で、津軽半島先端まで拡大しており、生息数は正確にはわからないが増えているだろう。
・岩手のクマの地域個体群は、遺伝的に、面長の奥羽山脈系と、丸顔の北上山地系がある(森林総研調べ)。
・北上山地は、アルビノ(色素が欠落している白いクマ)の出現率が高い。
・主食は、花、草、木の実、(畑のリンゴ、トウモロコシも好物)
・ヘビの匂いが大嫌いなようだ。
・ブナの実の凶作の年と、里に下りて駆除されるクマの関係はわからない。
・生息域は人里にも隣接し、6月頃交尾、翌1〜2月に2頭くらい出産。
・昼も夜も行動しているが、エサ場の状況にもよる。
・縄張り(行動圏)は重複している。
・人身事故は、春〜初夏と秋に多く、林内の山菜取り、キノコ採りがでの被害が半数。
・秋田の所謂「人喰いグマ」は、ヒグマとの混血ではない。
続く意見交換会では、若手ボランティアの新規加入を増やすには?というテーマでグループ討議が行われました。まあ、気持ちさえ若ければよいのでは?とも思いましたが(笑)。
求ム、岩手の若手(←紛らわしい)ボランティア!
【以下、岩手県HP】
http://www.pref.iwate.jp/shizen/shizen/green/002892.html
焼石岳、中沼コースの老朽化した木道も、ボランティアの方々の献身的な努力によって、少しずつですが何とか整備が進みそうです。
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