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昭和湖周辺にはベンチやトイレがあり多くの登山者が休憩などに利用していましたが、岩手県では人命保護を最優先に、「産沼コース」を迂回路とすることになった模様です。
先日、仙台で再会した先生ともその件でお話しをしたところでしたが、5段階の噴火警戒レベル(案)や避難計画(案)も承認されたとのことですので、近いうちに一般公表されることでしょう。
ちなみに、須川高原温泉に通じる国道342号の冬季通行止め解除時期は、例年通り除雪が順調に進めば、10連休!となるウルトラスーパーGW前の4月26日(金)あたりかと。
岩手県側と宮城県側で行われる山開き行事は、例年通り5月第3日曜日(19日)に行われるようです。
いずれにしろ、栗駒山は気象庁常時観測火山の一つなので、硫化水素ガスだけでなく水蒸気噴火などにも十分注意が必要ですね。
産沼コースの更なる迂回路になりうる「笊森コース」は、岩手宮城内陸地震の影響で現在も通行止めですが、再整備の方向に向けていきそうです。
ということで、冬山に入る方も、須川湖周辺には立ち入らないようにしましょう(宮城県側からだと、私はとても行けませんが

岩手県の火山防災
http://www.pref.iwate.jp/anzenanshin/bosai/kazanbosai/index.html
岩手日報
https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/3/15/49483
こんにちは。
私もスキー山行では須川高原まで降りてくることがあるので、昭和湖付近には近づかないよう特に警戒したいと思います。
この通行規制によって、産沼コースの刈り払いが十分に行われることが期待できて、それはそれで喜ばしいことだと思います。
また、天馬尾根コースを歩いた際に、天狗平からエスケープができなくなりますから、秋田県側でも注意喚起の看板などを設置していただけるとよいですね。
昨シーズンは、硫化水素の観測作業をしているところを何度か見かけました。
ここ10年くらいでは、もっとも危険な状態なのだと思います。
硫化水素の恐ろしさを知らない人もたくさんいると思いますので、規制を乗り越えて入っていく人がいないことを願うばかりです。
cafemonteさんのように技能や体力を持っている若いスキーヤーは、須川高原温泉まで行っているはず・・・と思って書きました(笑)
去年の対応の拙さはさておいて、通行止めにするのはやむを得ない判断かと。
迂回ルートを刈り払いしたとしても産沼コースだけでは噴火時のエスケープルートが無いので、笊森避難小屋〜笊森(瑞山)コースの復活を望みたいところです。(今日は登山口まで偵察してきました。)
規制越えも、紅葉シーズンの渋滞も心配です。
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