当初、(前編)・(後編)で記載しようか迷ったんですが、ちょっと微妙な内容で、真実味が落ちてしまうと嫌だな〜っと思い、敢えて記述はしなかったんですが、前・後編とは切り離し、箸休めとして見て頂けたらと思います。
<前編>
http://aohige0718.hatenablog.com/entry/2016/08/29/213411
<後編>
http://aohige0718.hatenablog.com/entry/2016/08/30/221839
ちなみに、前にも日記で書きましたが、私は宇宙人はいると思ってますが、お化け・心霊の類は、ど〜も胡散臭いと思って信じておりません。
しかし、私の父は霊感なるものが非常強いと思われ、色々と小さい頃から父親の心霊系の話は聞いているので、もしかしたら私も気づかないだけで、霊感が有るのかも知れません・・・。
(今まで私はハッキリと見た事はない。)
っで、何なんだ!って感じですが、三ノ塔頂上から、下界に歩き出し、暫くすると(10分くらいですかね!?)小学生(1、2年生位の低学年)の男の子が凄い勢いで一人で登ってくるのが見え、すれ違い様に
「こんにちは!元気がいいね〜」
と挨拶するも、(基本的に私はすれ違う登山者に挨拶する派です。)
「・・・・・」
との事で、ま〜登りだし、いつもの事かと気にもせず、(挨拶しても返さない人が多いですよね。)下って行ったんですが、何時まで経っても、その小学生の親が登って来ず、(親とかと一緒に来て、先に進んでいたと思っていた。)
「あれ?一人で来たのかな〜あの小僧!?」
っと思い、丹沢とは言え、小学校低学年の子が一人で登るにはちょっと荷が重いと思いますし、時間も時間なんで、「大丈夫かしら?」みたいな感じで少し心配するも、「ま〜大丈夫か!」と軽く考え、そのまま進んだんですが、その後すぐに、また例の小学生が猛烈な勢いで下りてくるではないですか。
追い越された時に、
「滑って危ないからゆっくりの方が良いよ!」
っと、紳士的かつ優しい爽やかな満面の笑みで微笑みながら注意するも、
「・・・・・」
との事で、ま〜下りだし、いつもの事かと気にもせず、(爽やかに挨拶しても返さない人が多いですよね。)下って行ったんですが、何故かその時は、「乗りかかった船だし、林道(牛首)までは付かず離れずで見届けてあげよう」
と、珍しく優しいお兄さんに変身し、後を追いかけたんですが、如何せん、だいぶ疲れていて、膝が笑っていたのと、その少年が異様に下りも早く(殆ど走っていた)、頑張って追いかけたものの、途中で見失ってしまいました。
見失ったな〜っと思ってしばし歩くと、前方に例の滑落したパーティーの集団と遭遇し、前編・後編で書いたような顛末に流れていった次第です。
っで、滑落の対応中に、ヘリを待つ間に時間も有ったので、パーティーの女性2名と、救助に協力してくれた登山者1名とで色々と話してたんですが、ふと、
「小学生くらいの小さな男の子が凄い勢いで下って行きましたけど、あの子は将来凄い登山家になりそうですね〜あっという間に抜かれちゃいましたよ」
みたいな事を話すと、
「え?誰それ??」
と、先行していた女性の二人が揃って言い、
「え??走り去りませんでしたか?青い帽子と水色のザックの小学生?」
「え?来てないわよ」
「あれ??」
私の後ろを歩いていた登山者の方にも
「あれ?小学生三ノ塔の頂上に向かいませんでした?すごい勢いで?」
「いや〜〜見てないな〜〜登って来たならすれ違うはずだしね〜。頂上にも居なかったような気がするけどな〜・・。」
「・・・・・・・」
沈黙の後、警察から電話が有り、その話はそこで終わってしまったんですが、
結局あの子はなんだったんだ?と私の中でなり、それこそ崖に落ちて滑落したのか、それとも、私の知らないVルートで下りたのか、って感じで結局分からずじまいでございます。
時間にしてわずか10分から20分くらいの間での出来事で、正直ちょっと不気味でございます

あそこまで行ってて、頂上踏まないのも微妙ですし、そもそも、それほど広い登山道でもなく、尾根自体も全然広くは無いんで、人が来れば直ぐに気づく筈なんですけどね〜

その後、滑落した男性の事よりも、その小学生の動向の方が気になり、家に帰ってこなければ親が騒いで色々と動きが有るだろうと思い、あの日以降で滑落や行方不明の情報を探してみたんですが、結局それらしいものもなく、未だに謎のままでございます。
<情報ソース>
神奈川県松田警察署から発信されている「西丹沢登山情報」です。
事故とか登山道の状況とか載っていていて勉強になります。
http://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes900.htm
(滑落の事故も、大事になった割には、上記情報には掲載されてませんでした。三ノ塔尾根は東丹沢になるから出ないのかどうかは不明)
足はちゃんと地についていたんで、お化けではないと信じたいんですが、一体何なんでしょうかね〜〜・・・
だいぶ前ですが、友達にこの件を話したら、
「滑落者の場所に早く行かせようと、何かの力が働いたんじゃないの?」って冗談半分で言ってましたが、確かに滑落した直後に、隣に居た女性が崖を下りようとしていたのを、危ないから私が制止したんで、もし、あの場に私が近くに居なければ、二次災害になっていたかも知れないと思うと、複雑な所でございます。
(少年を追わなければ、もっとゆっくり下りていたはず。)
ま〜憶測ですし、あとから故事付ければキリが有りませんが、ちょっと不思議な体験だな〜って感じでございます。
あそこからVルートが有るなら、逆に教えてほしいですけどね

でも、聞いた事ないな〜〜

そんな感じで、似たような事があと2件ほど有るんで、また暑い夏になって気が向いたら、どこかで記載しようかな〜っと思っております。
でも、勘違い、見間違いであれば、それはそれで良いんですけどね〜〜・・・
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