まえ(前置き)
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だいぶ前置きが長くなってしまいました。
受験に際しては、原則事前申し込みが必要で、
試験日程が「日本無線協会」のHPで公開されていますが、
(http://www.nichimu.or.jp/kshiken/pdf/ama3-4.pdf)
協会本部(東京都中央区晴海)の会場においてのみ、
毎月第3日曜日の9時から当日申し込みの予約が開始され、
10時30分からの試験と、13時からの試験を、定員各200名まで受験できます。
事前申し込みは結構面倒な上、平日開催が多いので、
(ネットで申し込みも可能だが、後で受験料を郵便局振込みしなくてはならない)
当日受験が断然楽だし、日程の調整がしやすいでしょう。
受験者数は、20年程前がピークで、その際は20万人以上だったそうですが、
携帯電話の普及も影響したのか、年々減少の一途を辿り、
昨年は4,000人を下回ったそうです。
ところが、大震災のあとに、自治体や病院関係者がまとまって受験するケースが増え、
今年は21年ぶりに増加。
「災害に強い通信ツール」という認識がされたことが要因でしょう。
さて、資格の取得にあたって、実際的に必要なことはひとつ。
「暗記」
問題は、9割9分、過去問題からしか出題されませんし、
そうでなかったとしても、その関連問題なので、
想像力で何とかなりそうです。
従って、過去問題を扱ったテキストを購入し、
ただひたすら読み続けていれば、合格はするでしょう。
試験1週間前から過去問題を解けばいい、というひともいるほどです。
ぼくは、暗記よりも、理屈で覚えるほうが好きなので、
過去問題集ではなく、理屈がそこそこ掲載されているテキストを購入し、
時間の合間合間に勉強していました。
「第4級ハム教室―これ一冊で必ず合格-アマチュア無線技士国家試験」
ほとんどが過去問題から出題されるということで、
多くの方が、通称「完マル」と呼ばれる、
「初級アマチュア無線予想問題集 完全丸暗記」
というテキストを使用しているようです。
ぼくは、高校1年で理数系を諦めてしまったほど、
理科と数学が非常に苦手なので、πだのルートだの、公式だのということばから、
極めて縁遠い生活を送ってきましたが、
購入したテキストを読むと、
「フレミング左手の法則」、「右ねじの法則」、「オームの法則」など、
むか〜し、どっかで聞いたことあるな〜、というようなことばが散見され、
少し懐かしい気分に浸りながら、左手を差し出しつつ、
「どれが電流の方向だっけ?」などとやっていました。
(生憎、今回の試験では「フレミング左手の法則」に関する問題は出ませんでした)
で、テキストにひと通り目を通してから、ネット上の過去問を解きだしてみると、
(参考:http://homepage3.nifty.com/srz/hamtest/)
まあ大体8割くらいはスカスカ解けるもんですが、
どうも、理数脳ではない自分としましては、「法規」はともかくとして、
「工学」のほうがそううまく解けないんですな。
「AFC回路」と「AGC回路」なんて、パッと区別がつくわけがありません。
このあたりは、仕方がないので、理屈より暗記優先。
そんなこんなで、前日深夜まで過去問をひたすら解き、
(早く寝ちゃうと、問題を忘れそうだったから)
翌日曜の爽やかな快晴の朝、寝ぼけ眼をこすりながら、
空いている電車に乗って、試験会場へ出発です。
つぎ(受験当日)
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