メニューにはバランスボールを使った捻りなどが加わり、
受傷当初なら絶対にできなかった動作も可能となったことから、
回復度合いは自分でも実感しています。
かつての膝の術後リハビリの時は、
関節内視鏡とは言え、身体の内部に医療器具を入れたので、
ダメージが大きく、術部の回復にも時間がかかったためか、
実践的なリハビリを始めるまでに、約9週間かかっています。
今回は骨折であり、コルセットによる固定以外に
外科的処置は行っていないので、
患部の落ち着きも手術に比べると随分早いと感じます。
とは言え、画像の通り第一腰椎が完全にひしゃげてしまい、
入院した病院の医師にも、
膝のときから長らくお世話になっている自宅近くの整形医師も、
「下半身不随にならなかったのは幸運だ」
と言われるほどの状態だったこともあり、
とにかく無理をしないように、と厳命されています。
昨日の診療時にレントゲンを見た医師は、
ひとまず圧迫加減はこれ以上悪化していないので、
この状態で固まれば手術の必要はない、
背中の違和感はしばらく続くだろうが、
身体機能は元通りになる、との所見を出してくれ、
ようやく少し安心しました。
ぼくの中で最も重要なお山のトレーニングであり、
現在の身体状態で最大の懸案となっている歩荷トレについては、
理学療法士によれば、背中を丸める動きはあまりよくない、
とのことなので、背負い方は以前と変えないとならないようです。
これまで、歩荷は背中をいくらか丸め気味にし、
腰から背中までを1本の平たい棒のような感じで、
ザックを面に乗せるように背負っていました。
特に登りは、この歩き方でないと荷が重くて
後にバランスを崩してしまいがちだと思っていたからです。
しかし、これでは患部によくないということで、
胸を張るとまではいかずとも、
広背筋から肩甲骨にかけてより広い面を作り、
歩荷の荷重を分散化させることで、
背中を丸めなくても歩荷できるようにフォームを改造し、
丸めなくともバランスを保てるよう、
広背筋、脊柱起立筋、中臀筋の更なる強化は必須です。
この季節、サウナスーツのようなコルセットの装着が
だいぶ辛くなってきましたが、まだ外すことは許可されていません。
あと1ヶ月くらいは装着し、完全に骨が固まったことが確認できた時点で、
医師からOKサインが出るそうで、
それと共にお山でのリハビリをボツボツ始めるつもりです。
膝の時は手術から最初の歩荷トレまで8ヶ月かかり、
そこから負荷量を20kg増やすのに1年半近くかかりましたが、
今回はそこまで時間がかからないという目処がついたので、
少しばかりホッとしています。
ひしゃげた第一腰椎は一生このままだそうですが・・・。
今日も自主リハビリがてら、うどんを打ちましたが、
先週よりも連続的な動作でも痛みが緩和されており、
その分?コシのしっかりとした麺が打ちあがりました。
酸辣湯風野菜たっぷりあんかけうどんにてごっつぁんでした。
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