カテゴリー「山系書籍」の日記リスト
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2025年 06月 29日 18:37山系書籍
関東へ引越ししたのを機に3ヶ月ほど勉強し、絶好の登山日和に泣く泣く背を向けて本日受験してきたので所感をここに残す。
◾️受験の意義
山岳会で学ぶ知識を補完してくれるものでもなければ実践に即したものでもなく、ただ幅広く山について知るための試験。試験勉強を機に新たに興味を持つ
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2024年 10月 01日 00:01山系書籍レビュー(書籍)
芥川賞とは毎年相性悪いのだが山屋の端くれとしてコレは読まねばと読了。
仕事に悩む主人公が山を始め、偏屈な同僚をきっかけにバリルートに興味を持ち、満身創痍の後にバリ山行に惹かれてゆくストーリー。
皆が行く道ではなく、あえて踏み外して孤独な道なき道をゆく姿が仕事のあり方や生き方へのオマージュになってい
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2023年 11月 06日 21:55山系書籍レビュー(書籍)
昨今クマ被害のニュースが相次いでいることもあり入手し読了。
クマの生態、種子散布者としての位置付け、他の動植物との関連などなど。
以下、非常に興味深かった点の幾つか。
●クマは1年の総摂取カロリーの80%を9-11月に摂取する。
●基本は雑食。木の実・木の芽・アリから鹿まで。ドングリは高カロリーで
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2023年 07月 08日 21:40山系書籍レビュー(書籍)
①さよなら、野口健
野口健という強力な磁場に惹かれ、アルコール依存症のように酔った末に人生を狂わされた著者の、愛憎を込めた絶縁状であった。
私も野口健の著書はほとんど読み、講演も聞いたことはあるが、やはりアルピニストの香りは感じなかった。山を舞台に活躍する一流の役者であり、その意味でこ
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2022年 07月 27日 01:56山系書籍
【読了】囚われの山 伊東 潤著
山岳小説は片っ端から読んできた。
今回は蒸し暑い夜を乗り切るべく特別涼しい内容にて。
内容は廃刊寸前の雑誌編集者である主人公が特集ネタとして八甲田山の遭難事故を調べ、不可解な謎を掘り起こすという物語。
知らなかったが、旭川で日本最低気温の-41℃が記録
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