![]() |
![]() |
![]() |
買うにあたって、まぁ悩みました。
て言うのも、もともともガスバーナーは持っていて、高校の登山部時代に買ったプリムス・スパイダー。(写真1枚目)
これがまたかさばって、当時、合宿とか荷物満載の時にはガスボンベも相まって邪魔で仕方なかったのを今でも覚えてる。
というので最初は手のひらサイズのコンパクトなやつをポポンとあっさり買うつもりをしてたんだけど、いや待てよと調べ始めたら懐かしいストーブを使ってる人たちがいることを知る。
それは登山部時代、部の共有備品だったケロシン(灯油)ストーブ。(写真2枚目)
当時『ラジウス』と呼んでいたそのストーブはとても頼もしくポンピングするほど火力がどんどん上がり、力強い燃焼を音と共に見せてくれた。
また、冬山のテントの中では凍え死なない様夜は交代で火番をするのだが、ラジウスをまるで暖炉に見立てるかのようにその火を囲んで仲間と楽しく話し込んだのを覚えている。
しかしとても巨大で角張っててしかも重く、パッキング泣かせな存在でもあったが。。。
う〜ん、懐かしい。
などなどの記憶があり、私が山で初めて使った(使い込んだ)ストーブは『ラジウス』なので、やっぱりポンピングして使うのがいいな。
かと言って日帰り登山装備にマナスルを詰めて歩くのは苦行。w
最終的に便利さと手間ひまの中道をとり、購入したのはSOTOのMUKAストーブ。(写真3枚目)
ようやくここから本題。
車用のレギュラーガソリンを使えるのが(・∀・)イイ!!
ホワイトガソリンとかリッター\1000とかするんだもん。燃費高くつきすぎ。
今日、早く帰ってきたので一度試用してみた。
ボトルが軽くて座りが安定しないせいか、体勢的にちょっとポンピングしづらい。指関節痛くなる。
評判どおり、燃焼の安定が早い。燃焼音も( ・∀・)イイヨイイヨ-
苦手と言われてる火力調整だけど、、、なるほど。。。
火力の強さを5段階に分けたとして、
←とろ火 中火 強火→
1 2 3 4 5
で言うと、2.5〜5の範囲で調整できるイメージ。
弱火という弱火にはちょっと至らない感じ。
強火はいい勢い。さすが4000kcal
あと、最初のボトルとポンプのセットとか、取り扱ってるとなんだかんだで燃料が手に付く。 やっぱり液燃ストーブは手袋着用が必須か。
食事準備中に手がガソリン臭くなるのやだな。
機構的にはけっこう信用できる造りに見える。
なんと言ってもやはりスマートダイヤルの機構がすばらしい。
Start位置ではタンク内空気を使ってかなり強めに噴出して燃料をミスト化させて着火を容易にさせてる。
プレヒートパイプが温まって気化するようになると青火安定。
Run位置では燃料調整。 限界まで絞ると燃料供給が不安定になり赤火になって消えかかるので、弱火で使いたい時ほどポンピングして圧力を高めとくと良いっぽい。
そして一番すばらしいのがAir位置にしたときのタンク内エア抜き。
レギュレター内部に圧縮空気を通過させる自己洗浄作用。
こういう合理的な発想大好き。
回転式五徳は収納時にはバーナー部保護の役割を兼ねるのも◎。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する