同カテゴリ(DIY 電源 活用)の前回記事(アクティの電源システム試験利用)の最後の方で、荷台泊における暖房について頭出しをしていた件について、いろいろと試してみました。カテゴリの主旨からズレますが・・・。
具体的には、荷台で寝る前食事時と朝起きた直後に使う暖房について、できれば電気ストーブで一元化して済ませたいところなのですが、前回記事に記載の通り、当面はサブバッテリーが脆弱なので、化石燃料のストーブに頼らざるを得ないという方向性となりました。
主な化石燃料としては、OD缶、カセットガス(CB缶)、LPガス、アルコール、灯油、ガソリンが考えられますが、使用頻度が低いことを前提に、コストと使い勝手のバランスを考慮するとカセットガスを使った湯沸かしもできるストーブかなと思っているところです。使用期限が他の燃料に比べて長い(7年以内)のも低い使用頻度を前提としたときにアドバンテージになります。
※発熱量あたりのコスト:OD缶>カセットガス(CB缶)>アルコール>プロパンガス>ガソリン>灯油
※OD缶は最も高コスト
※アルコールは補給を含む取り扱いが面倒、そもそもアルコールを使うストーブが希少
※プロパンガスは入手のために契約が必要なので面倒、ボンベなど初期コストが高い
※ガソリンは補給を含む取り扱い(ポンピングなど)が面倒だし、いちばん取り扱いに気を遣う
※灯油はいちばん低コストだけど補給を含む取り扱いが面倒
ですが、アクティがレギュラーガソリンということもあり、燃料の一元化という意味で「ガソリン」もありなのではないかと考えました。車のエンジンをかけて車の暖房を利用するというのも考えられますが、暖房のためにエンジンをわざわざ回すのは非効率であり、CO中毒の危険性もあります。そもそも荷台を温めることができません。
とはいえ、ガソリンを使ったポータブルな暖房器具は、探しても適当なものが見つからなかったため、手持ちのガソリンバーナー(SOTO ストームブレイカー)と新たに購入したヒーターアタッチメント(FUTURE FOX 2022年モデル)の組合せで試してみることにしました。安全のためCOセンサーを傍に置いてやってみます。
(写真は記事最下部URL参照)
さすがガソリン、火力強いです。というか微調整が苦手です。
(写真は記事最下部URL参照)
次にCB缶、OD缶(詰替え残りボンベ)で試してみたら、こっちの方が暖かい気がしました???
(写真は記事最下部URL参照)
で最後に反射型のCB缶ストーブ(ロゴスXセンゴク・アラジン シルバークイーン=センゴク・アラジン SAG-SQ01A)で、結果的これが最も暖かい・・・。やはり餅は餅屋か。
(写真は記事最下部URL参照)
普段使いは反射型のCB缶ストーブで、CB缶が万一無くなった場合はヒーターアタッチメント+ガソリンバーナーで対応という結論になりました。
(写真は記事最下部URL参照)
センゴク・アラジンの反射型CB缶ストーブですが、フル出力で1.4KW、弱のポジションがあり0.5KWです。室内暖房の場合は弱で十分です。実際に使ってみてCB缶1本あたり各燃焼時間は「約2時間30分」、「約7時間」と仕様通りでした。これまでは室内暖房にはオイルヒーターを使っていて最大出力は1.2KW、中と弱のポジションがあり0.7KWと0.5KWです。こちらも普段は弱で十分です。
・反射型CB缶ストーブ(弱):114円/7時間(CB缶1本最安値※寒冷地対応ではない室内用)
・オイルヒーター(弱):32円/KWh×0.5KW×7時間=電気代112円/7時間
とコスト比較するとあまり変わらないことがわかり、いまは寝るとき以外は室内普段使いでも反射型CB缶ストーブを使用しています。燃料を使う暖房の中で扱いが手軽であり、燃料故に瞬発力が電気を使った暖房と比べて優れていると思いますので暖房つけはじめで主に使用しています。日常使いすると空ガス缶が日々増えるのが気になりますが。。。
話が少し変わりますが、最後にCOセンサーのご紹介。8000円程度でしたが、以下の通り正確な温度計、湿度計がついていて、車の排気ガスでしっかり反応することを確認済です。荷台で死にたくないので見合った費用かと思います。
(写真は記事最下部URL参照)
#今シーズンはアクティ用のスタッドレスを買う予定が無いので雪がある所には行けませんけど・・・
https://www.haseatskier.com/archives/35563600.html
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