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2019年12月11日 20:20登山関連全体に公開

2019/12/08 愛宕山〜竜ヶ岳 - ツツジ尾根〜愛宕神社〜芦見谷〜竜ヶ岳〜三角点〜ツツジ尾根

iPadの不具合の発生を受けて、山行のレコの作成は休止中。
今回も倒木などの処理をすべく、鋸を伴って歩いて来ました。
10月に芦見谷を歩かれたレコがあり、怖い思いをしたとの事。
でも、そのような箇所はないはずで、登山道の崩壊があるのかどうかなど、現在の状況を探るべく、ルートに組み込みました。

ここ最近と同じく、始発の次の便で保津峡駅に到着し、ここからスタートです。
ヘッドランプが要るかなと思っていたけど、なくても大丈夫そう。
登り始めのジグザグ道を過ぎると、十分な明るさがあり、問題なし。
この日の雲海は範囲が狭めのようだし、程なくして小雨となり、少し気分が沈み気味。
荒神峠を経て、急斜面区間へ。
前日の十方山での倒木処理の疲れが残っているのか、足取りが重い。
散乱している枝などの処理をできるだけ抑えた事もあり、早めに表参道に合流し、すぐに水尾分かれに到着です。
0℃との表示だけど、厚着をして来たのもあってか、少し暑いぐらい。
早くも空腹なので、パンを食べつつの休憩にします。

表参道を登って行くと、前回の山行で目にしていた色付いた木々は葉を散らせてしまったらしく、もう冬に突入したよう。
雨に濡れた階段をのろのろと登り、愛宕神社の本殿に到着です。
気温は-1℃で、思っていたほどは低くない。
お詣りをした後、休憩所にて少し暖を取ります。

いつものように白髭社にもお詣りし、ジープ道へ。
京都市街地は少し霞み気味ながらも見えているけど、その北の辺りは完全に靄っていて、ガスの中。
予報よりも天気は悪くなりそう?
地蔵の辻を経て、三角点への分岐にて、そちらには進まずに芦見谷へと下って行きます。
もう何度となく歩いており、基本的には問題のないルートなのです。
でも、初めに書いた通りの事情もあるので、油断はせずに進みたい。
下り始めの辺りはまだ雑木で、地面は落ち葉で敷き詰められており、もう初冬の様相。
水場は寒々しい雰囲気で、のどは乾いていないし、そそくさと下り始めます。
序盤はそれなりに倒木が多めで、跨いだり、くぐったり。
本来の踏み跡の通りには進みにくいし、その影響もあるのか、踏み跡そのものも分散していたり、不明瞭だったり。
危険ではないにしても、どこを進むかの判断を伴いつつ、ゆったりと下って行きます。
右側からの支谷と合流すると、程なくして右側に大きな岩を見るようになります。
改めて確認したので明記しておきますが、このすぐ先に滝があり、登山道は高巻き道となって滝を迂回して行きます。
巻き道に倒木があり、今年の7月7日に通った際に必要最低限の処理をしたのだけど、道の先を見通しにくいままなので、初めての人だと道として視認しにくい状況だったかも?
なので、さらに枝を落として、先を見やすくしておきました。
まとめると、下りの場合、右からの支谷と合流すると、すぐに右側に大岩があり、その辺りから高巻いて滝を左下に見て進むようになります。
それまでよりも明らかに難しい場所に出くわしたら、登山道から逸れている可能性が高いので、戻って行き、踏み跡を辿るようにしましょう。
で、それなりに高度感のある巻き道を進んだ後、再び沢に近い位置に戻って来ます。
今回はそのまま進まず、久しぶりに滝をチェック。
基本的にはわざわざ見に行くほどではないのだけど、今回はこのルートの再確認をしに来ているので。
その後は普通に進み、芦見谷の左俣との合流地点に着くと、そこが竜ヶ岳への登り口です。

地形図を見ても分かるし、『山と高原地図』にも記載の通り、ここからは急斜面の登りです。
下りでは慎重さを要求されるけど、登りは頑張るのみで、その日の調子のバロメーターにもなりそう?
思っていたよりも早めにここまでは進んでいるので、散乱している枝などの片付けを適度にこなしながら登って行きます。
後半の辺りからだったか、雨はしっかりと降るようになり、どうやら天気予報の外れ日のよう。
急斜面区間を終えると、辺りはガスに包まれ、晴れ予報はどこへやらという状態。
竜ヶ岳山頂に程なくして到着し、ここで昼食にします。
幸いな事に、このタイミングで雨が止んでくれ、傘を差さずに食事ができて、ありがたい。

ジープ道方面へ向けて、下山の途に就きます。
1か月前に重点的に倒木などの処理をしており、その続きをしながら進んで行きます。
前回と同じく、登山道を離れ、緩やかな谷へ。
2018年の1月に積雪の中を歩き、一瞬の晴れ間での美しさが忘れられず、この冬にあの時以上の光景を見てみたいので、片付けを進めているのです。
再び雨が降り出し、濡れながらの孤独な作業です。
でも、別に苦にならないし、時間が許すのなら、もっと続けていられるはず。
雨はしばらく降り続きそうに思われ、登山道に合流後、ザックカバーを装着。
レインウェアは着ずに作業をそのまま続けた後、ジープ道に合流です。
少し時間に余裕がありそうなので、三角点へ。
レコを残している時には、できるだけ寄るようにしていたのだけど、ここ最近はスルーしていました。
いつもの三角点を確認後、その下のそんなに広くはない広場で少し休憩。
すると、女性陣が来られ、「三角点はどちら?」との事なので、「斜面の上です」と。
記念撮影のお声もかかり、お手伝いをさせていただきました。
広島からやって来られたとの事で、3人で京都一周トレイルを歩いており、こちらまで足を延ばされたよう。
予報のような好天ではなくて残念だけど、京都での山歩きを楽しんでもらえたのでしょうか?

愛宕神社の社務所前に戻り、表参道を下って行きます。
脇道には進まず、水尾分かれに到着です。
時間に余裕があれば、中尾根ルートへ進むつもりだったけど、時間は微妙で、雨で路面の状態が良くないのもあり、ツツジ尾根ルート方面へ。
電車の時間を念頭に置きつつ、適度に片づけをしつつ下って行きます。
荒神峠を経て、その後はまだ紅葉している木が残っているのに気付かされます。
余裕があるかと思っていたら、そうでもないと気付き、ペースを上げます。
もう間に合わないかもと思いつつも、慌て過ぎない程度に急いで下り、登山口に到着。
走れば間に合いそうなので、走って行きます。
橋の上には団体さんが歩いておられ、レコで見覚えのある後ろ姿のような気がしたけど、確認できるはずもなく。
保津峡駅に到着し、何とか電車に間に合い、この日も無事にゴールできました。

iPadの不具合が発生後、登山道やその周辺の倒木などの処理をすべく、近場の山を歩いています。
愛宕山界隈だと、前回の地蔵山では片付けの効果を実感できなかったのだけど、今回の竜ヶ岳ではそれなりに片付いているかなと感じられました。
通行に影響のない木の片付けが大半で、あまり意味がなさそうな気もするけど、前後の写真を見比べると、それなりの違いはあるはず。
前後の写真を撮っている事は少ないのだけど。
年内中はこんな感じで歩くつもりだけど、年が明けた後、以前のような歩き方に戻る事ができるのかが、ちょっと心配ではあります。

写真-1/3
芦見谷の滝を高巻く辺りにて。
登山道に覆い被さっている倒木の枝を落としておきました。

写真-2/3
その滝。
普通にルートを歩いていると、近くで見る事はないのです。

写真-3/3
ピークハンターさんのプレート。
地蔵山のプレートがなくなってしまったようなので、こちらの有無が心配でした。
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