昨日、新潟県の御神楽岳に室谷登山口から登って来た。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4384753.html
往復していて謎だったのが、休憩にピッタリなスポットである標高1,150 mくらいの小ピークに「大森」という名前が付けられていること。
この地点の北側にある標高1,048 mの大森山が由来なのは、なんとなく想像できたけど、現地ではその由来は謎だった。
帰宅してから、昔の登山ガイドブック(ヤマケイアルペンガイド�っ�川岳と越後の山、2000年初版)みて答えが解った。御神楽岳の室谷からのコースが再整備されたのはGPSなんか一般に普及していなかった平成9年頃のようだけど、この時、今で言う「大森」は標高1,048 mの大森山そのものと思われていたのだ(苦笑)。当時のガイドブックには「三角点はヤブに隠れていて確認できないが〜」と書かれていた。そりゃあ見つかるワケないよなぁ〜、別の場所なんだから(苦笑)。標高1,150 mくらいの小ピークが大森山ではないと解った時点ではすでにこの場所が「大森山」と認知されてしまい、かといって大森山ではないので、折衷案としての「大森」の地名とみた!
今ではGPS専用機を持たなくてもスマホのGPS機能を使って、どこにいるかが簡単に解る時代だけど、磁北線引いた地形図とコンパス、高度計を駆使しながら自分の居場所を類推するしかなかった時代の名残ということで…(苦笑)。
