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以下、引用。
アイアン・メイデン“フィア・オブ・ザ・ダーク”(“Fear Of The Dark”)より
アルバム『フィア・オブ・ザ・ダーク』(『Fear Of The Dark』)収録...1992年作
【コメント】
アイアン・メイデンが1992年にリリースした9枚目のアルバム『フィア・オブ・ザ・ダーク』のタイトル曲。3作目の『魔力の刻印』から加入してバンドの顔となっていたヴォーカリストのブルース・ディッキンソンが突如バンドから脱退を表明し、ブルース参加最後の作品!...となるハズでしたが、御存知のとおりブルースは紆余曲折を経てバンドに復帰。今もバンドの顔として君臨しています(苦笑)。
このアルバムがリリースされたのは1992年だけど、その年の8月、私は北海道の山に登りに行っており、知床の斜里岳と羅臼岳、阿寒岳の登頂を終え、東大雪のニペソツ、石狩岳に挑むべく、糠平野営場に移動しテント泊をしてた。ホントは糠平のバスを降りた後すぐに十勝三股ゆきの士幌線代行バス(上士幌タクシー)に乗り継ぐハズだったんだけど、あまりにショボイ車両だったためそれが代行バスだと気づかず、モタモタしているうちにバスは行ってしまい、十勝三股方面へのその日のうちの移動が叶わなくなったため、糠平野営場にテント泊するハメになっていた。その翌日からの天気は毎日雨で、山に行く気も起きず、かといってテントのなかに居るのは暇なので、上士幌の町までバスで戻って本屋で雑誌を購入して暇つぶしをしてた。さらにその翌日も雨でテントで「沈殿」することになったんだけど、当時購入していた音楽雑誌『BURRN!』の発売日を過ぎてることを思い出し、北海道は雑誌の入荷が2日遅れだそうだから帯広の本屋まで行けば最新の9月号が手に入るだろう...と考え、わざわざバスの交通費をかけて帯広の本屋まで買いに行った。そしたら、帯広の書店の雑誌売り場で待ち構えてたのは、目的の新刊の9月号ではなく、すでに購入済みのアイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスとブルース・ディッキンソンの2人が表紙の『BURRN!』8月号だった...。同じ北海道でも道東の帯広は、札幌などよりもさらに1日遅い3日遅れの入荷だったワケだけど、買いたいモノを買えずにトボトボとバスで糠平に引き上げることになったあの時の衝撃は、未だに忘れられません...。
結局、登頂を諦めて帰宅することになったんだけど、未だにニペソツも石狩岳も登れていない。再挑戦の機会はそのうち...と思っているうちに今月で55になってしまうけど、果たして!?