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年齢を考えるとマトモに歩けるようになるとはとても思えない状態で認知症の進んだ親父のいる家で受け入れるのは無理だったからだ。
周囲からは言われていた。
「いくらなんでも二人分の介護は無理だよ」と。もっと公的機関に頼らないと自分達がダメになってしまうと。
情けない話だがこの期に及んで「介護」に関する基礎的な知識を集めることになった。
その中で痛感したことがある。
親の世話を誰かに見てもらう手伝ってもらうことに一分たりとも引け目を感じてはいけないこと。
公的制度なのだから利用出来る制度は進んで受けること。
肉親だから感情的にもなり親の元気だった(正常だった)頃の認識から抜け出せず理不尽な行動や言動に気持ちを傷つけられるのであって他人(第三者)でなければそこで正常な判断が出来ないと知ること。
これは不可逆的な老化であり二度と元には戻れない、そして更に厳しくなっていくこと。
そしてもう一つ。
ケアマネは積極的に替えること。
必ず相性はある。お互いに行き違いがあると出来る事も出来なくなる。
改めて近隣の老健施設を見て廻り驚いた。
あまりに高齢化社会の現実の重さに僕達が目を向けていないこと。介護の問題は誰の側にも迫っていること。
おそらく母が家で暮らすことは無いと思うし父も同様に施設の世話になるのはそう遠くないと思われる。
気持ちの切り替え、新たな視点、そして自分の生活。
やらなければならないことは山ほどあった。
だからもっと山に行かなくては。山のことを考えなくては。
あまり時間は残されていない。
chiroさま こんばんは。
大変な状況ですね。お気持ち、お察し申し上げます。
おっしゃる通りと思います。
こうゆう時ほど、山が必要かと存じます。
是非、心のエネルギーの充電をしてください。
Mipapa様
何時も温かいコメント有難うございます。
母は入所する事になり父親もショートステイ等で一息出来る時間が取れそうです。
取り敢えず「山」は行きます。
他に取り柄がないのもありますが行けない環境になればなるほど山が恋しくなるので。
遠くでなくても高くなくても「山の香り」が嗅げれば幸せです。
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