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かく言う僕も中高年の「高年」に属する年代で人ごとでは無いことに愕然とする。
人気のある山域では老若織り交ぜて登山者が居るうち中高年の事故が多いのは恐らく足腰の弱体化(筋力・バランス)による転倒やそれに起因する滑落等が多いのだろう。
去年、日光の沢で転けて右足に酷い捻挫を負い仲間から言われたのが「体幹部が弱っているんじゃね?」の一言だった。ドキリとした。
まさにその通り加齢による筋力の衰えと運動不足がバランス感覚の欠如を招き小さな事故になったのだ。
今はジムトレに通い脇目もふらず汗を流す日々が多くなった。だから少しは対策になってるかも知れない。
そしてつとに思うこと。
かつては目的の山を前に悪天に躊躇するとき決まって口に出る言葉。
「また来ればいいさ、山は逃げない」
この「山は逃げない」のワードは冷静に山に対峙するだけでなく弱気の言い訳であったりもしたがお陰で命を落とさずに済んだこともあるかも知れない。
だが自分がこの年齢になって思うこと。
「山は逃げる」
そう、山は逃げるのだ。自分の歳を思えばあと何年登れるか解らないのに行きたい山は日を追う毎に増えてくる。
知らなかった山や今まで見向きもしなかったルートだけでなく暖めていながら実現しなかった山行の数々。
あと数年内に行かなければ体力的にも気力の面でも向き合うことが出来なくなるのは明白だ。
だから「無理をしても良い」とは言わないが「無理もしたくなる」のも事実なのだろう。
朝起きて雲一つ無い空を見上げたとき「なんで今日山にいないんだろう?」と思ってしまうことが多い。
もう遠い夢を追うので無く今行ける最も厳しい山に向かうべくルート図片手に計画を練る毎日です。
chiroさん、こんばんは!
そのお気持ち、良く分かりますね。
自分も前日には、山に行く積もりで準備していて、翌朝には気分が乗らず何となく止めてしまう事が良くあります。後で少し後悔してしまいますが。こんなに良い天気なのにと………。
それで、他のユーザーさんのレコを拝見して綺麗な写真が掲載されていると、少し落ち込む自分がいますね。
後、私は年に1〜2回遠征登山をします。だいたい2座登る予定を組むんですが、1座登山後の翌朝は、「雨でも、降らないかな?」と思う、もう1人の自分がいます。疲れたので、登山を中止する口実を考えているんですね。
若い時は余りそんな事も考えなくて、せっかく遠い所まで来たんだからと、無理しても登りたかったのに。
やはり、年齢のせいかな?これからは、無理せず登山は1座にして置き、後は観光すればいいかな?と思います。
年相応の「登山」がベストですね。
では、また。失礼します。
komarikuさん
レス有難うございます。
無理は怪我の元、気が向かないときは何かのサインと思って気持ちを切り替えて観光なりドライブなりで思い出を作るのが良いのかも知れませんね。
ただ同日にレコが上がっていたりすると私も落ちこんでしまいます。
お気持ちは同じですね。
同感です!!
高年の80より
8080さん
全国各地だけでなく本場アルプスも行かれてるのですね。
ご夫婦で仲良く登られているようで参考になります。
「年相応に無理をせず」肝に銘じましょう。
レス有難うございました。
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