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1)今昔マップ3
今昔マップ3は今昔マップ on the web(注1)の親類筋のアプリケーションでWindows上で使うことができる。
GPSログをgpxほかの形でローカルのPCからアップロードすることができる。
今昔マップ on the webで見る限りでは1892年から1997年までの10種類の旧版地図が選べるようだ。旧版地図が刊行されない期間があったのか、六甲山最高峰付近を実際に見ることができるのはこのうちの7種だった。また、最大ズームレベル16まで拡大できるようだ。
地図とGPSログの出力は主に画像イメージ。Googleアースで利用できるKMZ形式でも出力できるとも書かれている。(注2)
2)全画面地図 Google Maps(注3)
全画面地図 Google Mapsは地理院地図をはじめ公開されている地図タイルをWebで使えるようにしたサイト。この中に今昔マップのタイルが含まれているので、結果として旧版地形図を見ることができる。
今昔マップと違いローカルのGPSログファイルをアップロードする機能はない。かわりに利用者がkmlファイルを自分のブログサイトなどにアップロードしておき、全画面地図 Google Mapsのurlの一部として指定することができる(注4)。
今昔マップのタイルのうち5種類(明治、大正、昭和戦前、20年代、40年前後)が利用できるらしい。
今昔マップは割と知られているようなので、全画面地図 Google Mapsの画面イメージを添付する。なお、イメージを出力したurlは注5のとおりである。
注1:http://ktgis.net/kjmapw/index.html
注2:http://ktgis.net/kjmap/index.html
注3:http://inudaisho.sakura.ne.jp/scripts/gmap.php
注4:https://maps.gsi.go.jp/pn/list_partners/tool.pdf 17ページ付近
注5:http://inudaisho.sakura.ne.jp/scripts/gmap.php?kml=http://shinji50.sakura.ne.jp/sblo_files/shinji50/gsi/20180312-woFolder-tmp.kml
※2018/11/24追記
1)全画面地図 Google MapsはGoogleMapの規約変更のため使えなくなっている。参照:http://inudaisho.sakura.ne.jp/
2)注4の資料は更新されており全画面地図 Google Mapsの項は記載されていない。
shinji50さん、こんばんは
初めてコメントします。
ご紹介頂いた「今昔マップ」を覗いてみてビックリ
最新と100年以上も前の地形図がクリック一つで比較できるんですね。
さっそく、丹生山系の地図を比較してみると、今は載っていない古道が戦前の地図にはハッキリと記載されていました。
道自体は今もしっかり残っているのに、何故地図から消えてしまったんでしょうね。
この例から、今の地図には載らないマイナールートをこのサイトから見つけることも出来そうです。
サイトを立ち上げた埼玉大学谷謙二研究室さまと、この素敵なサイトを紹介頂いたshinji50さんに感謝です。
ありがとうございました。
Ham0501さん、こんばんわ。いつもユニークな山行き記録拝見しております。
丹生山系については足踏み入れたことないので、ご指摘の点気付きませんでした。改めてながめると新旧の差がだいぶあるようですね。
開発により消えた古道が昔の地図に書かれているのはある意味普通だと思いますが、実際に道があるというのはどういうことなんでしょうね。それなりの物差しで地理院が判断しているのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。
僕自身は石切道や再度道など、ポピュラーなコースの新旧比較を楽しんでいるのですが、ご指摘のような見方による発見もあるということを教えていただきました。
今回はコメントいただきありがとうございました。
shinji50さん、こんにちは。
いつもレコ楽しく拝見しております。
今回、色々な地図のサイトをご紹介下さりとても興味を持って読ませて頂きました。
歴史発掘あるあるではないですけど、古地図が比較できるのは山行で助かります。
以前に、六甲登山ロープウェイの支柱跡を探す時、この情報を知っていたらもっと楽に探せたのにと思います。
参考までに、スタンフォード大学のライブラリーにも旧日本陸軍参謀本部監修の地図が収められていますので、ご紹介します。
http://stanford.maps.arcgis.com/apps/SimpleViewer/index.html?appid=733446cc5a314ddf85c59ecc10321b41
ほぼ全国を網羅していますので、よければご確認下さい。
kurokuwa65さん。
スタンフォード大学のライブラリをご紹介いただきありがとうございます。摩耶山周辺を見る限り昭和10年代の地図のようですね。
縮尺は1/50000とのことですが画質がきれいで実物を見ているような感じがします。ケーブル西の六甲ロープウェイ(六甲山架空索道)や摩耶ホテルなど今は跡地しか目にすることができないものや、旧道などに引き寄せられそうになります。六甲山系以外の地域も時間のあるときにゆっくり味あわせてもらおうと思っています。
今回は貴重な情報を提供いただき本当にありがとうございました。
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