|
考えたけど、ちょっと待てよ。私がヌンチャクを持って山行(遡行)するのは、
少なくともここ1年はあり得ない。
ならば、練習用ということで買おうかとも考えたが、1つ¥2,000ほどするので5個
買うと大台を越えてしまう。そんなお金は財布になし(イ・タ・タ)。売り場で
思案すること10分ほど。すると、ハテ?、もしかしてこんなものが売っているのか
と、手にしたのがヌンチャク用のソウ・スリング(1つ¥480)。
これならば自分が持っているカラビナをスリングにつけてヌンチャクにしたて、
クリップの練習ができる。といっても、私が持っているカラビナは総勢5個。ゲート
カラビナ2・安全環カラビナ2・オートロックカラビナ1。それでもヌンチャクは
2個作れる。もっとも、安全環カラビナのヌンチャクなんて見たことないという御意
見はとりあえず棚上げ。
ここからが本題。
逆クリップをしてしまう人がどれほどいるのかはわからないけど、少なくとも7月に
リードクライミングを初めてやった私は、逆クリップの連続だった。尤も逆クリップ
が何なのか、なんで登っている時に怒られているのかもわからなかったんだけど。
当然クリップの練習が急務になるのだけど、先の即席ヌンチャクを使って(といって
も2個だけど)右ゲート・左ゲート、右手・左手、右から左へ・左から右への身体の
移動、これらのパターンを組み合わせ練習をしてみると、あることに気がつく。
これはあくまでも私の場合だけど、
ロープを握るとき(クリップする直前)中指・薬指・小指でロープを持つと逆クリッ
プにならない。たいてい、てのひらを上にしてロープをつかむようにと指導はあるだ
ろうし、講習の時もそうだったけど、実はここに初心者の落とし穴がある気がする。
それは、てのひらを上にロープをつかんでも、その時、親指・人差し指に力が入って
(主導して)ロープをつかむと、結局は手の甲を上にしてロープをつかむことと同じ
状態になってしまい、てのひらを上にしてロープをつかむ本来の意味が損なわれてし
まう。
人差し指はロープをつかむことに関与してはいけない。クリップする時の人差し指の
役割は・カラビナを押さえること・ロープを押し込むこと、この2点だけ、というの
が今の私の考え。見当はずれなのか、当たり前なのかはベテランさんの意見を待つと
して、そんな考えを持つようになってあることに気がついた。
人間が人差し指を使う時は多くの場合、意識しようとしまいと、股関節や肩関節が
内旋する傾向にある。宇宙人ではない限り。内旋するとは結果としてどのような
動作を生じるかというと、下半身で言えば引く動作になる。クライミングで言えば、
岩やボードに足を押しつける動作の反対、つまり滑る動作につながる。
ここで話をクリップに戻すと、クリップする時も人差し指を主導の部位として使うの
ではなく補助的な役割に徹させることで、身体が内旋の反対、外旋の動きにつながっ
てくる。
肩関節が外旋している時は股関節も外旋していることが自然なので、つまり、こんな
ことが言えるのではと考えている。
【クリップは手でするものではなく、腰でするもの】
股関節を外旋させる動作(人差し指を補助的に使う動作)でクリップすると、逆クリ
ップにならない。と同時に、下半身は岩やボードを押しつける動作でいられる。
::::::::::::::::::::::::
以前、確保をする際のロープ下を握る右手・左手のあり方について書きました。そし
て今回、第2弾はクリップについて書いてみました。リードクライミングは1日しか
経験していないウルトラ初心者ですが、こんなことを考えていたので書きました。
ベテランの方のクリップに対する考えや身体感覚についてコメントして頂けると
ありがたいです。
私も最初はクリップに戸惑いました。
初めは逆クリップになってる事も分からない。
私もまだ初心者なのでクリップは下手くそで何も言えませんが。
私の場合、ロープで押し込むような感じでクリップしたり。
そして、体制厳しい所ではすぐヌンチャク掴んだりしますよー。
A0しっぱなしですけどねーwww
あ、それから、度々すいません、
ヌンチャクですが、自分の持っているスリング等で、
からくりヌンチャク は、作れますけど、岩でも、ジムでも、沢でも。何かあった時の為にヌンチャク買って置いた方がいいかと思います。
例えばジムだと、登攀中に何かおこって降りれなくなったり、疲れて休憩する時にヌンチャクをビレイループにかけて、支点にセルフ取る場面とかあります。
沢ではヌンチャクよりスリングで支点を取ることが多くなりますが、一本でもあると便利です。 カムやナッツを使う時は尚更あると便利ですね。
後、環付きカラビナのヌンチャクは浮雲の工夫で教えてもらいました。 これも岩場ではあると便利です。
と、言っても私もまだまだ初心者レベル。
差し出がましい事を申し上げてしまいました…。
>体制厳しい所ではすぐヌンチャク掴んだりしますよー
水根沢でへつる時、振り子トラバースでつかんだことはあるけど、登攀では2.5点支持みたいなので少し恐いですね。
>一本でもあると便利です。
確かにそれはわかるのですが、今の私がそれをやると「bibiloloさん、それ、何に使うの?」と聞かれた時、返事に困ってしまいます
>環付きカラビナのヌンチャクは浮雲・・・
環付きのヌンチャクなんてあるんでね。どんな時に使うのでしょうか?私もそろそろ山岳会を考えていこうかな。
両方とも環付きカラビナを付けたヌンチャクは、
懸垂下降の最中、何かあった時に両手を離したい時や、作業をしたいときに途中で下降を停止させる処理をすると事が出てきます。
仮固定というのをする時に使うと便利だったりするんですよ。
そのほかにも使い道あるかもですが、私は仮固定を教えてもらった時にヌンチャクでもいいけど環つきだとより安心だと教わりました。
沢でも岩登りみたいにヌンチャクは掴んではイケナイって事はないです。岩登りでも勿論ですけど。
登攀はいかに安全に自分が登るか?が重要ですよー。
と、私は指導を受けています。
安全第一です。
山岳会入るとき、例会だけじゃ指導内容やどんな参考をしているか?ってのはわからないので、お試し山行したりして慎重に選んだほうがいいですよ。
私のように最初入った所に納得行かず、他を探して放浪してしまうパターンもありますから。
幸い、私は浮雲に出会えたので幸せです。
レベルの向上には、良き山岳会あり、ということですね。
ということは、ヤマレコでraeさんにコメント頂くこともレベルアップの秘けつですね
これからもご指導お願いします。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する