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「死者・行方不明者も前年同期から16人増えて61人だった。」→長野県はこの夏も含めて11/19までで死者・行方不明は前年同期からは1人しか増えていない。死亡者は特に山菜・キノコ狩りにおおい。
全国の山の作業や「山菜・キノコ狩り遭難」の10数%が遭難事故の数に入っていて登山の実態は不明だから元々のデータがいい加減だ。
「コロナ禍の行動制限でむしろ登山を楽しむ人が増えたが、心構えが足りない人も多い」→全国のどこに「登山を楽しむ人がが増えた」という計測や統計があるのか?「ない」
「尾瀬だけで計測し半減から少し増えた程度だ」マスコミの煽りによる個人的印象だけだ。国内観光はまだ9月現在で、2019年コロナ前の80%しか回復していない。登山だけ増えたことはないだろう。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/toriatsukai.html
件数と遭難者数はだいたい、数はイコールだが「一説には通報しやすくなった環境と手段があげられる」とすることがある「以前は少々の打撲や健康不良、捻挫くらいは自力下山をしていたが、最近は安易にタクシー代わりにヘリを呼ぶ傾向が強いとも」されるが、これを比較する統計や現場の救助隊の感想はないので不明だ。
したがって、山岳遭難の評価は死者・行方不明者の数で「増減」を分析するのが正答に近いかも知れないと思う。とすると長野では死者・行方不明が増えていないということは
「コロナ明けの2年目、5類になった錦の御旗が出た割には少ないといえるのかも知れない」報道とは真逆になるから不思議な事だが真相はそうだろう。
「60代の181人が最多で、70代が165人で続く。60代以上で全体の約5割を占めている。」→ 分析は真逆であり、山菜・茸狩りも引かないといけないし、元々の報道としても60代以下で全体の約5割を占めるようになり「世代交代」が進んでいる。
これが正確な報道ではないのか?世の中、人口動態も第二団塊が、団塊世代の人口を上回っていて「なんでも高齢者のせいにする」のはもう実態とかけ離れていて現実にそぐわない「劇場型で面白いだけの勝手解釈をしている」交通事故も昭和の年間死亡15000人から2000人に警察の努力で激減しているのに「いまだに、高齢者事故を面白おかしく報道している」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei22/dl/15_all.pdf
総じて報道の情報のリテールが下がっており「扇動、印象づけ」になって来ていて気を付けないといけない。先日大学時代の山の先輩と町内の町内会長に似たような話しで「アウトドアブーム」はあるが「登山ブームではないこと」「アウトドアブームも首都圏と東海」のみで全国では流行っていないと告げると驚いていた、洗脳されている。
山岳データを経済や人口動態、社会科学の面から丁寧に拾って分析をする関係者はいないし「交通事故」「自然災害」「労働災害」とは違い「応用心理学」などを適用して「山岳事故」を減らす研究をしても「金」にならないし「社会的利益」は生まないところに「山岳事故を減らせない本質がある」予算もないし、人員もいない。
「登山スタイル」の問題や天候、装備、準備、レベル、身の丈登山などは具体的な遭難原因であって本質的な遭難要因ではないがわかる関係者は「羽根田さんと溝手さんくらいだろう」嘆かわしいことだが2025年までは減ることはないだろう。
結局、たかだか、個人の金のかかる趣味でしかないということだ。コロナ禍からの遭難者の職業からは金持ちだけの趣味になりつつあると記事からは推測できるが、これも正確な統計分析はない。不明だ。全国の警察・消防など自治体のHPは「昭和のままでズタズタだ、ネット担当者は配置されているとは思えない、一部お遊び程度にXでやっています感を出しているが60歳以上はXは活用しないだろう」どうかしている。間違った分析で遭難者は60歳以上が大半だとしているにも関わらず、60歳以上にはアピールできていないではないか?「本気ではないのだろう」といつも思っている。
興味深く読ませていただきました。
大学生の時に「統計学」という科目を選択した事があります。
課題で、「市中にある統計のウソを探してこい」と指示されましたが、自動車や電気製品・家庭用品など商品のパンフレットやテレビニュースの統計資料など、枚挙にいとまがない程でした。
『ウソ・大げさ・紛らわしいはダメ!』という公共性団体のテレビCMを見た記憶がありますが、まさにこんなのが横行していますね。
こちらもサラリーマン時代に大幅に業績を伸ばしている昨年数字と同じ数字のAより、大幅減にした昨年数字をすこし上回ったBの方が優秀とする上司がいましたが「統計数字」というのはマジックですね、読み方次第です。
「山岳事故が増えたこと(重大な遭難は減っている)、登山者がコロナ後に増えたと話を展開する関係者は似非、かなりグレーだと思っています。
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