2022年度から2023年度にかけて山岳遭難が増えている原因はこの記事にある心理的要因もあるが1番は通報手段が手軽になりレスキュー隊の指摘の「介助登山」の増加と「通報件数」が増えたことが1番の原因とも指摘されている。しばらくこの記事を読むのを忘れていたので読み返してみた。
この日記ではもう書かないが「登山者の心理的側面からの指摘」は関係者含めても恐らくこの記事が初めてではないだろうか?しかし、もう遅い2024〜2025はまだ増えるが2025年からは人口動態の変化と経済事情の悪化により「一気にさらに登山人口は減り、遭難件数はほっておいても減るので現在と同じただの注意喚起だけでは減らせず、自然減を待つだけになると信じて疑わないが結末までは生きていたいものだ。
引用 心理学者のマイケル・アプターは、「登山家が、登山の初めの長く退屈な時間に喜んで耐えようとするのは、彼(彼女)が経験している、山を征服するという高まっていく気持ちが、(その人が覚醒を求める状態にいたとしても)その時点では興奮することよりも大切だからである」と述べる(『デンジャラス・エッジ 「危険」の心理学』渋谷由紀訳、講談社)。
→この本は非常に示唆に富んでいるが1995年、もう30年近くも前の本なのに生かされてこなかったというのは「いかに山岳関係者には人材がいないということの証明みたいなものだ」もう遅い残念な事だ。
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