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羆は別格ですが、真横から吠え逃げされたこと1度、遠距離で見かけたことは4-5度ありますが参考になる「ツキノワグマ」対策の話です。
登山歴40年の石丸謙二郎さんが「山」をテーマに、さまざまな企画をお届けする「石丸謙二郎の山カフェ」の2019年放送にありました。
ツキノワグマに出会うこと3000回という、日本ツキノワグマ研究所理事長の米田一彦(まいた かずひこ)さんをお迎えして、山でクマに出会った時の対処法を聞かれていますので参考にはなります。
ツキノワグマでも羆でも戦って助かった事案の報道は2-3回ではなく、何度も蹴った、スコップで殴った、ナイフで、空手で戦ったと何度も報道されています。結構あるので最終的には「手で頭を保護」などはする勇気はないですね、米田一彦(まいた かずひこ)さんでもその経験はないようですし、そういう実例報道を一度も聞いたことがないですから。
1番熊の話で参考になるなのは猟師やマタギの話でしょう、出会った時に熊の目の前ですぐに伏せて「寝て両手で頭を守って助かったんだ」という事例は読んだことも、聞いたことも、見たこともありませんね。研究は襲われて倒れたか後ずさりで倒れたあとに「番やむを得ず、反射的に手で頭を防御したのであり、最初から伏せたのでは死んだふりとおなじでしょう。
死んだふりをしろと関係者はいっているのでしょうか? どこが違うのか教えて欲しいし、死んだふりと防御の姿勢の違いが「熊にはわかるんです、死んだふりはダメだけど、防御は効果があるんですよ」→いいね11→ へぇー、どん引き―。
>「寝て両手で頭を守って助かったんだ」という事例は読んだことも、聞いたことも、見たこともありませんね。
について、秋田大学の今年の研究報告によると、県内で令和5年度(2023年4月〜2024年3月)にクマに遭遇して負傷し、県内の医療機関を受診した全70人に対する分析結果は以下であり「防御姿勢を取れた場合と取れなかった場合で、重症を負うリスクに明確な開きがあった」との結論だそうです。
・「うつ伏せの防御姿勢」を取れた人は7人(全体の10%)。うち重症0人。
・防御姿勢を取れなかった人は残り63人(全体の90%)。うち重症23人。
詳細はこちら
https://www.akita-u.ac.jp/honbu/event/img/mix4910_01_dl.pdf
最終的に倒れてやむを得ず「手で防御姿勢をとった」ことと、熊が接近してきたので「意図的にうつ伏せに寝て、手で防御姿勢をとった」ことととは違うのではないかと思います。
したがって、熊が接近してきたときに「うつ伏せになって手で防御姿勢をとった」とは限らないのに「そうする」と重症になる可能性が低いとするのは本当なのか?ということです。
猟師やマタギでそんなことを言ってる人はいませんし、研究などの後付けではなくて現実の事故報道で「手で防御姿勢をとったことで軽症で助かったそうです」という報道は読んだことも、聞いたことも、見たこともありませんという意味です。
倒された、倒れてしまった時は「最終の防御姿勢として手で頭を覆ったほうがいい」というのは研究結果通りで間違いはないでしょうが、意図的に自ら伏せるというのは「死んだふりとかわらず」聞いたことはありませんね。
研究者「本人の自分の体験、一時情報でないので二次情報」「二次情報を勧めるというのは三次情報」三次情報はリテラシーとしては信頼できるかどうかは疑問だと個人的には思うという事ですね。
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