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そして秋から冬は「気温・湿度・風速」のチェックも肝要だが「体感温度」をチェックして装備品の準備をしたい。「計算サイト」はここです。
https://keisan.site/exec/system/1257417058
ちなみに週末14日日曜日の3000m立山の朝九時の体感温度は風速19.9m 気温11.6度 湿度80%とすると、体感温度はマイナス3.7度となる。今週の立山の頂上はマイナス4度前後が続く、槍穂高も同様だろう「気象会社が警告する所以だ」
10月初旬ともなれば2006年10月7日19年前に一度槍穂高で20-30センチ、涸沢で10-15センチの積雪となったことがある、横尾で前夜に「天気図を書いたがあまりに西高東低の気圧配置の等圧線が込み過ぎるので、だいたいわかったから書くのをやめたら案の定、翌日涸沢で積雪した」蝶ヶ岳の別動隊連絡も15センチ積雪となり下山した。20-30人の引率をしていたので当時は衝撃的だった、よく初心者を無事に連れ帰ったものだと今では振り返る。
涸沢ヒュッテでは吹雪を避ける登山者でごった返して大半の登山者は視界不良で外で立ち往生紅葉どころではなかった、稜線では何人かが亡くなった。たしか白馬のガイドツアー遭難の日だったと記憶する、めったにないが、こういう肝心かなめの気象判断をしないといけない時が長い登山経験では2-3度あるが、普段の知識と技術、情報の応用と判断力が生死を分ける。昔は暖冬ではなく10月初旬は秋というより冬の認識だったが以来、20年近く10月初旬には積雪は稀だ。
つまり「アルプス登山歴20年未満者は10月初旬の積雪経験はない」ということでわかっていても「身体は猛暑には慣れているが寒冷には抵抗がない、冬山経験とはまた違い感覚の相違と準備不足はあるかも知れない」気象情報はしっかり把握して油断しないようにしたいものだ、今週は3連休だが3000mはマイナス体感温度だ、天候もよくない予定は猛者以外は中止すべきだろう。
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