※つたない日記にお越し頂き有難うございます。
三年越しの計画であった大キレット登山は天候に恵まれ、やっとこ完結することができた。
2年ぶりに上高地へ行き2年前と変わったところと言えば、トレランナーの存在だ。
決して多くはなかったけど2年前は見かけなかった。
特に上高地〜涸沢、上高地〜槍は、半分はほぼ平坦な林道で山道も傾斜が緩いから退屈な林道を歩くより、走ればコースタイムの半分以下で日帰り可能だよなと。
このコースの経験者で走っている人なら誰でも考えていまう。しまいますよね?
やっぱいるんだと思いながら歩いていた。
涸沢→横尾ではトレランじゃなくて何の装備も携行しない単なるラントレの集団もいた。
うーん、このコースじゃほんと勾配も緩くジョギングコースだ。でも横尾エンドじゃ緩すぎません?
あ、10往復目かも知れませんね。
ま、こういうのも楽しそうです。
なんせ上高地〜槍往復なら距離もそこそこあり且つなんと言っても標高が高いから下界の暑いロードを走るよかマシで、LSDとしては良いでしょうね。
それでも暑かったけど。
しかし、上高地まで金と時間をかけて来て日帰りであっという間に帰るのも山と酒を愛する者としてはちと寂しい。
やはり、やるならテント泊ベースキャンプにして、超ロングの周回コースして酒飲んで一泊がいいなと。
それに穂高はもう良いから別の場所。
新たな妄想が芽生えはじめた。
そう、穂高はいいと言うのも考える節があり、大キレットなど岩稜地帯、落石の多いコースをトレランするのはあかんと思う。
そもそも走れんし、先を急ぐは危険。
まだ登山からトレランに入った人なら落石に注意、警戒することや三点支持、登山者優先など知識、マナーがあると思うが、気になるのは、トレランしかしない人のこういった岩稜地帯の進出。
山やらず、ついでにロードランもやらず、最初からトレランから入る人が意外といることを知る。
こういったランナーもしっかり山の技術、知識を得てれば良いけども自分の目標だけのために危険な岩稜地帯に入って来てしまったらそのランナーも登山者も不安全となる。
要するに普段からマナーなく走っているランナー、登山者を危険にさらしているランナーの進出はコワイなと。
トレランナーの行動範囲拡大により、北アルプスも今までと性格の違う事故が起きる、そんな事態にならん事を願いたいものだ。
なのでトレランは基本2本足で行けるところをコースとして、選ぶべきと私は考えます。
そんなことも考えさせられた大キレット登山でした。
あのヤマケンの走った雲ノ平の周回コースいいな〜。yoshi君、ハセツネのiちゃん誘って行かねぇ〜か?ってここで誘うが!?
長文にお付き合い頂き有難う御座いました。
おわり
大キレットお疲れさまでした。
私もトレランだけではなくテン泊縦走など普通の登山もする(むしろその方が経験が長い)ので、トレランのあり方について同じように思ってました。
ちなみにkuutarouさんが槍穂縦走のころ私は笠ヶ岳から水晶岳に向かってました。お互い見てたかもしれませんね。あと雲ノ平は良かったですよ(^^)
同じ北アルプスと言っても槍穂とは全く異なる雰囲気です。
at kazuさんコメント有難うございます。
今回、大キレット自体にはトレランナーはいませんでした。見かけた登山者達とは9割方コミュニケーションをとりましたが、皆さんしっかりとしたリスクマネジメントをされて来られている方達だったので、やはりこういった登山者の来る場所だなと思いましたね。
ところでレコ拝見しました。
いつもながらとてつもない距離を走破されてましたね。しかも、同じ北アルプス。
実はその雲ノ平周辺のランは自分もやりたいことの一つで、羨ましく拝見しました。
おっしゃる通り、岩場だらけの穂高と違い、天空の楽園的な雲ノ平は、憧れの場所ですね。しかもトレランなら沢山イケてしまう!ホント魅力的です。
私もトレランで何とか行ければと思います。
お疲れ様でした!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する