|
|
|
� 峙淌弌廚良床舛蓮�基本的に「傾斜」主体だが「スケール」を加味して行う
�◆峙淌弌廚蓮■蔚莢茲離魁璽垢任覆�、できるだけ登山口※〜山頂の「登頂ルート」とする
※公共輸送機関またはマイカー駐車場（スペース）最終地点
��「傾斜」は「斜度（°）」で評価する
・「斜度」は「標高差」ではなく「累積標高差」と「水平距離」から求める
・「急登」といえるための「斜度控除」として、道路規格最大相当の7°分を脚切り
�ぁ屮好院璽襦廚蓮◆峭堋�量（≒EK度数）」で評価
・「傾斜」評価よりは寄与を低めにする
�セ核楝里紡个垢襦峙淌丱魁璽后廚離好院璽詒罎隆囘世眄垢蟾�めれば････（オプション）
この中で、具体的評価に行く前に、特に気になっているのが、�△任后�
終点を山頂にするのは、異論はあってもまあいいとして、一般車不可の林道が評価に入ってしまうのはどうなのか。林道は傾斜が小さく、「スケール」による補正はあっても、メインの「傾斜」評価は、「平均斜度」だとがた落ちになります。登り尾根のギャップの度合いは「累積標高差」である程度補正できますが、緩やかな傾斜で沢沿いに詰めた後の急登は、まったく評価されません。
コース例を挙げると、奥穂の白井出沢、鳳凰の中道、越後駒の十二平コースなど。
そこで、このようなコースは、「部分急登」として一定の条件を満たす場合は救済措置も考えることとします。
具体的な評価（暫定）は、以下とします。
�機〃梗个良床舛侶蠅鯔笋瓩�
勾配と斜度は表現は違いますが同じく傾斜を表すものです。
斜度A（°）＝tan-1(ΔH/D)････(1)
ΔH: 累積標高差（m）,D:水平距離（m）
ΔH/Dに100を乗じると勾配（％）になります。直観的なことと上限を決めるため、評価は斜度で行いますが、途中の補正過程は角度変換の要らない勾配で行います。
傾斜評価の際はこれに、控除標高差ΔH0を考慮します。
ΔH0：控除標高差＝D×S0/100（m） S0:控除勾配0.12(12％),傾斜約7°に相当
[部分急登救済策]（部分急登区間選定は主観が伴う手作業になります）
部分急登斜度Ap（°）も(1)式同様に、部分標高差ΔHpと部分水平距離Dpから求めますが、以下が成り立つ場合、部分急登を評価用斜度として採用します。控除標高差にはコース全体との標高差の比を考慮しますが、その平方根を用いることで短区間での寄与を減じています。平方根（0.5乗）としたのは“感覚”ですが、急登としての標高差控除を利用して、ある程度部分急登補正できたんじゃないかな（写真１）。
(ΔH-ΔH0)/D< (ΔHp-ΔH0* (ΔHp/ ΔH ))^0.5/Dp ・・・・(2)
評価用斜度AE（°）はコース全体の場合A、部分急登を採用した場合以下となります。
AE=tan-1（(ΔHp-ΔH0* (ΔHp/ ΔH ))^0.5/Dp+A0) ・・・・(3)
ただし、実際の評価の際は、控除高度の計算をするため(3)式の角度変換する前に、全体評価の場合(2)式の左辺、部分急登評価の場合(2)式の右辺を(1)式に直接代入して使います。
ちなみに、先に引用した「山渓の標準偏差からみた100急登」のtop25の中のコースを傾斜評価してみた結果は…超意外です。
1 位 南ア 易老岳（易老渡）
2位 南ア 北岳（大樺沢）
3位 南ア 北岳（白根御池）う
4位 北ア 前穂（重太郎新道）
5位 北ア 烏帽子岳（ブナ立尾根）
２ スケール評価は問題ないでしょう
（承）の巻で、急登のスケールは、標高差や水平距離ではなく、その工程や行動時間の目安としての行程量もしくはEK度数で評価するとしましたが、行動時間の目安として、EK度数の解説に“4で割ったものが行動時間の目安になる”とあります。これを拝借して、急登の“スケール”はEK度数÷４（すなわち行程量÷８）とします。スケールTの値は、所要時間（h）の目安になります。
我が国における急登コースのスケールはおそらく約10未満でしょう。
同じく「山渓の標準偏差からみた100急登」のtop25からみたスケール評価の結果は…、想定どおりコースのスケールが大きいものが上記ランクの上位なんですネ。
1 位 北ア 唐松岳（祖母谷温泉）
2位 南ア 農鳥岳（大門沢）
3位 富士（御殿場コース）
4位 南ア 布引山（雨畑）
5位 南ア 甲斐駒ケ岳（黒戸尾根）
�掘，箸蠅△┐叉淌佗床舛砲泙箸瓩討澆�
傾斜のパラメータの斜度AE0（控除高度補正した斜度）とスケール評価のTをどう組み合わせて急登を評価するか。山渓の特集では偏差値を加算していました。加算はわかりやすいようですが、急登の基本は傾斜角。加算だとスケールがデカければ傾斜評価はゼロでもある程度の高得点が取れます。そこで、スケールは重要ですがサブ的なパラメータと考え、傾斜評価の積として、データ評価の幅は各累乗で調整としようと思います。
急登評価P＝（aAE0）^M×(bT）^N
それぞれM,Nはそのパラメータの効き方を“感覚”に合わせる作業となります。
細かい説明は省きますが、M=0.7、N=0.6としてみました。
傾斜aAE0としては、90°を100％として90で除したものを使います。この場合最大１に収束するので累乗後に100を乗じ、傾斜評価をわかりやすくします。
なお、累乗Mは１.0なら分かりやすいのですが、
・脚切り評価を用いるので斜度が低めの評価値を早めに上げたほうがよいこと、
・実用的？な急傾斜角度20~30°で評価値が角度の上昇とリニアであること
・45°以上等岩壁登攀の領域は角度上昇による評価上昇を頭打ちにしていい
などから0.7程度がよかろうと選定しました。
スケール評価は、化学プラントのスケールアップなどで使われる“0.6乗則”というのがあり、これを使ってみました。所要時間10倍のコースで約4倍の評価差となります。傾斜の評価が上記の検討結果、0.7乗となったので傾斜より効きを弱くしたいという当初の思惑にも合致しています。
�検ー尊櫃防床舛靴討澆�
例題として、山渓の「標準偏差からみた100急登のトップ25」のコースを評価してみました（写真２）。
標高差等データは、（承）の巻と同じく、＜山レコ＞の「山プラ」で「登山計画」を作成しルートのグラフ表示画面から機械的（無批判）に入力してます（一部確認修正）。
どうでしょう、そのように乗数等調整したのもありますが、結構感覚にあっているようにも思いますが
。まあ、ちょっと意外なのもあり（写真３）。ドーピング※見つかっての順位変動もあるかも？
※山に責任はなくとも、読み取り、計算ミスなど
ただ････、簡単な四則演算ではないので、PC入力が前提になります。
なにより、「わかりにくーい
！」。また、課題として標高差等のデータは精査する必要があります。データ元として、山プラのグラフ画面は相当誤差が大きいです。
次まで気力が続けば、データ評価の見直し・評価式の整理、オプション追加等してみたいと思いますが････
それに、50肩リハビリ、今週末で終了したので、山
に行きたいかも 
！
odaxさん、こんにちは。
ご自身もですが、僕にも、だいぶ
わかり易く、少し理解できました。
写真1のような、タイプの山は
林道、登山道問わず
けっこうありますね。
ヤマレコで、ルート図を
図形のように見てますと
穂高周辺は、山頂が近づくにつれ
グングン急傾斜になってて
さぞ、すごいだろうなと
思ってましたら、やはりランクイン
してて。上ったことのない
山ですが。
唯一、登ったことのある
北岳のコースが、さらに上とは
これまたびっくりです。
剱岳の、早月尾根、一度
行きたいですが、このデータ
拝見して、ビビってます。
50肩の完治、何よりです。
夏山シーズンに、間に合い
何よりです。
komakiさん、右往左往してちっとも登って行かない急登考に、コメありがとうございます。
傾斜の評価に、標高差と水平距離の平均斜度では、ギャップの多寡を表せないのは一目瞭然です。ヤマレコなじみの累積標高差を使えばいいと思うのはごく自然です。
富士と黒戸尾根は平均斜度だと大差ないですが、累積標高を考慮すると納得できる
****cut in *****
え
いえ、ふじこちゃんは別に”cute”でなくていいんですヨ
日本一”Beautiful”なんですから････
***************
ただ、早月尾根や黒戸尾根のような急峻な主尾根もありますが、急登のかなりの割合が、渓谷の奥壁的なところに付けられています。そりゃ尾根より沢詰めの方が急なのは一般的に言って間違いないのです。がその急登部分だけを抜き出すのは、どうなんだい？緩いアプローチは無視ですか？垂直の岩場だけ抜き出しゃ、早月尾根も眠い傾斜だし････。
ただ、部分とはいえ北アなどの1000mに近い超急登を、平均斜度で切って捨てるのもどうなんだい？部分急登評価は、ここから捻りだした苦肉の策です（チョー面倒なんですが）。
激坂の奥穂白出沢21.1°も、ゲート前スタートにすると平均斜度12.9°と平凡。でも、部分急登補正で15.5°、スケール評価は大きくなるので総合4位までジャンプアップです。”感じ”がでてませんか？
あ、現在の評価では、北岳(大樺沢：暫定６位)は、奥穂の後塵を拝して
50肩、とりあえず通院は終了日常生活には支障ないですが、ぐっと曲げると、アイテ！
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する