|
コミュニケーションと取り合い、ときに助け合う。
その一方で 熾烈な縄張り争いを繰り広げる。」
「 学習し、記憶もある。
音に反応し、数を数える。
動かないように見えるが、長い時間をかけて移動さえする。」
森林管理官である著者が 森を歩き、調査し、考え、樹木たちから学んだことが、
樹木たちへの愛情あふれる言葉で書かれていて、
内容に引き込まれて 一気に読んだ。
あとがきに書かれた著者の言葉が印象的だった。
「 彼らは、これからもたくさんのことを私たちに教えてくれるにちがいない。」
山を歩いていて 木々が自分を見ているような感じがしていたのだけれど、
そのわけが わかった気がした。
山に対して謙虚な気持ちになれる本。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する