昔、キャラバンシューズというものがありましたが、
今でもあるのでしょうか?
そうです。
それが私の最初の登山靴でした。
高校時代に親に買ってもらったものです。
今のハイキングシューズはだいぶカラフルなものですが、
このキャラバンシューズというのは実用一点張りみたいなところがありました。
中学校の最終学年、転校してきたFと友達となり、高校も同じ高校に進学し、部活動も同じ部に所属することになりました。
所属した部は化学部で、一見山には何のかかわりもないように見えます。
ところが夏休みに必ず部合同のキャンプがあり、2泊3日で主に西丹沢に行くことになっていました。
私たちが入る前年はユーシンということで、1年上の先輩たちが途中でバテテしまって大変だったらしいのです。15−20人で行くわけなので、テントも山岳部に借りて、当時の重いテントを持っていくしということで、今までのハイキングとはだいぶ様相が違うらしい。
高1の夏のキャンプはやはり西丹沢の白石沢になりました。ユーシンまでの長い林道歩きよりは短いのですが、荷物は重かったですね。父にキスリング(懐かしい言葉です)を借りて25Kgはあったかな。
靴はキャラバンです。それまでキャンプ生活をしたことがなかったので、大変勉強になったし、楽しいものでした。
高2は私が部長になったので、Fと一緒にひそかにユーシンにしようと決めていました。ということで、下見までして(つまりユーシンをその夏2往復したわけです。)皆にブーブー言われながら強行したりしました。
高校時代、山へ行く足元は常にキャラバンシューズでした。
次の靴、つまり皮製登山靴になったのは大学に入学し北アルプスデビューをしたときで、この話は別にしますね。
このキャラバンシューズがどうなったかは記憶にありません。ひょっとしたら、まだ実家のどこかに眠っているかもしれませんね。
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